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林業とはそもそもどんな産業なのか。①旅人が考える林業

私は大学生活5年間、林業を勉強・研究し続け、この春からも林業に携わっている。その中で北海道から九州100名を超える様々の方の林業像を聞いてきた。

現地に足を運び、お話をお聞きすると、それぞれ異なる林業像が浮かび上がってくる。今回からそんな林業像を描いてく。まずはじめは私の林業像を書こうと思う、インタビュー記事は月1のペースを目指そう。ご協力していただける方大募集である。

ただそのまえに一般的な方が思う林業像は、つぎのようなものではないか。

危険、汚い、キツイの3Kに加え、給料低い、格好悪い、結婚できないの3Kが加わる6Kの職業である。そんなことを真顔で真剣なトーンで、四国の森林組合で4トントラックの助手席に座りながら言われた。

ただ、現在は高性能林業機械がはいり、機械化が進み危険ではなくなっている。ほかにも林業女子なるものが注目されている、最近 YouTube でも林業と調べると林業女子が出てくることもある。イメージが改善しつつあるのは喜ばしい。

これはメディアの論調で、でかい高性能林業機械を操作するダイナミックさを魅せている。もっというと、巨大な物体である木が伐倒される様は、とくに巨木であればあるほど、倒れたときに感嘆な声が上がる。見ていてとても気持ちいい。


もしかしたら映画WOODJOBを見て飛び込んだ人もいるかもしれない。かくいう私も映画をみて興味が出た口だ。なんなら、原作神去なあなあ日常と続神去なあなあ夜話を購入した。夜話の方は原作者の三浦しをん先生にお会いしサインもしてもらった。

少し脱線をしてしまったが、WOODJOBを見て思うのは田舎暮らしは良いなと気づかせてくれる。


いま林業は伐って使う時代にはいったと世間では言われるようになった。

60年前に植林した苗木が成長し、森林資源が充実してきた。木質化をすると身体にも良い影響が確認されている。
森林環境税が創出され、森林経営管理制度、国有林改正があわさり、増産可能な時代となった。「伐る」時代、先のメディアも木材生産にフォーカスする。


ちょっと違う気がする。

林業もにおける木材生産は収穫の部分だ、その前に植林、間伐、枝払いなど育てる部分が存在する。その部分も含めて林業であるし、なんなら収穫物は、価値になっているものは木材だけではない。森林空間も価値として認められつつある。

わたしが色んなかたにお話を聞き、様々な森林を見てきて気づいたことは、


林業とは生命活動に必要な森林を適切に管理・経営し、恵みを得る産業であることだった。

今後は現場の方の空気感を伝えられる文章を書いていきたい。まだまだ未熟者ですがよろしくお願いいたします。


最後に

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ここまで読んでくださりありがとうございました。

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