資本主義の先って何?
資本主義は終焉を迎えつつある、別の社会システムを導入しないといけない。そんな話や本をよく読むし、よく聞く。けど、どこか別の世界に感じる。
新しいテクノロジーを使って、資本主義を克服するんだと、息巻く人もいるだろう。べつに否定をしたいわけではない。ただ、問題がわからない幼稚園児のように疑問符を浮かべているだけなんだ。素朴な疑問なんだ。
それはただ勉強が足らないんだよ、とあなたは先生のように言うかもしれない。けど、どれだけの人が理解しているのだろうか。
資本論では共産主義がでてくる。つまり、国家による資産と資源の分配だ。けど、トップの人はスーパーマンのように優秀でなければならない。トップが優秀でなければ、下にいるものは不幸だ。アニメPSYCHO-PASSのようにAIが管理する社会なのかもしれない。それなら、市場に任せて残ったものが優秀だというのが、資本主義社会だと考えられる。優秀な者が勝つのではなく、勝った者が優秀なのだ。結果が全てだ。ここまで言い切ると、いきすぎなのかもしれない。しかし、理に適っていると思う。(この前提こそ疑わないといけないとのかもしれないが……)ただ、ひとつ言えるのはお金持ちの人は、よりよいサービスやプロダクトを提供しているのだ。多くの人に感謝されている。この構造を疑うのは、ちと難しい。
つまり、疑うべきは別にあるはずだ。
そうなると、お金を疑ってみる。お金は使用価値は低いが、交換価値が高い。食べれないが、食べ物と交換できる。それもお金と違って腐らない。それがあしゅら男爵のように諸悪の根源だとすれば、説明がつく。
では、資本主義の先というのは、金融ではないものが交換物の対象となる。オンライン時代ではそれが信用なのだと聞く。
で、これをどう森林や木材と結びつけるのが問題だ。まっさきに思いつくのは炭素だが、安直でなにも面白くない。
この辺を考えて生きたい。
何はともあれ、酔った調子でこんなことを書けるのはなんて幸せなのだろう。哲学は人生を幸せにするかもしれないが、そんな余裕がない人もいるのだ。決してそこから視界を外さないようにしよう。
今日のお酒は美味しかったぁ〜。