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補助金と助成金って違うの?

多くの人が「補助金」と「助成金」を同じように考えている

実は「補助金」と「助成金」には大きな違いがあります!
どちらも融資と異なり原則は返済不要であることや、補助金を受給するタイミングは、後払い(一度、自社で経費を支払った後に入金される)であることが同じ特徴ですが、目的や採択基準などは異なっています。

「補助金」と「助成金」の違いをまとめました

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違いから見えてくる留意点

補助金の方が難易度が高いことに加えて申請期間が短いことが特徴です。
つまり、限られた国の予算を他社と競い採択となるため「補助金」は早い時期から準備・対策を行うことが重要な戦略となります。
例年、補助金の予算は12月に補正予算が組まれ年明けの1月以降に予算が閣議決定されその後、2月以降に公募が開始されるケースが多いです。
公募が開始されてから直ぐに申請できるように日頃から補正予算や補助金施策などの情報をまめにチェックしておくことをお勧めします。

今年からは通年公募(年間通して数ヶ月に1度の頻度で公募が開始される)へと変更になった補助金もあります。その点、今までのように短期間で申請する必要性が低くなり、しっかりと事業計画を練る時間が確保出来るようにもなりました。

いずれにしても早期に情報をキャッチアップして他社より早い時期から準備・対策を行うことが重要な戦略になることは変わりありません。

とは言っても、多忙な経営者や経理部門の方々が常に情報をチェックすることは非効率だと言えます。そのため、必要な時に情報を貰えるように補助金や助成金に強い専門家(中小企業診断士や社会保険労務士)との関係性を日頃から構築しておくことをお勧めします。

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