『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』#137(2024.11.23)
FM HOT 839(神奈川県相模原市)の『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』です。先週末より喉を痛めてしまい、労わりながら生活していますが、あまり声が出ない状態です。こんな状態だとつい「今晩は、森進一です」と言ってしまうのはなぜでしょうかw
放送日:2024年11月23日(土)22:00~22:30
パーソナリティー:コシバタカシ
オープニング
今日は23日、「ふみの日」です。当時の郵政省が1979年に制定した記念日で、「手紙の楽しさ、手紙を受け取るうれしさを通じて文字文化を継承する一助となるように」という趣旨で、郵便手紙の利用促進を目的としていますが、電子メールの発達で手紙を郵便で送る機会が減り、最近はネット通販でしか郵便を使わないという方も多いかもしれません。
コミュニティFMニュース
今日のニュースは、福島県いわき市のSEA WAVE FMいわきが10月11日、イオンモールいわき小名浜(浜イオン)の3階にサテライトスタジオをオープンした話題をお伝えしました。浜イオンは2011年の東日本大震災を教訓に、一時避難所としても活用できる「防災モール」としての機能を備えていますが、災害時でも放送を継続できる環境を整備するため、イオン系施設で東北初のFMスタジオが誕生しました。
コミュニティFMピックアップ・FMだいご(茨城県大子町)
茨城県の最も北西端に位置する大子町。日本三名瀑のひとつである袋田の滝や、奥久慈温泉郷、久慈川の清流など自然豊かな観光地として、毎年多くの観光客が訪れています。
FMだいごは2013年開局。公設民営方式で開局して、当初は旧大子町役場の敷地内にスタジオがありましたが、2019年の台風19号による久慈川の氾濫で水没したため、現在は高台の仮設局舎から放送しています。
キーワード①リスナー参加型
FMだいごはリスナー参加型を掲げ、多くの町民をはじめとしたリスナーが参加しています。同局には約30人のパーソナリティーがいますが、その中にはヘビーリスナーだった方が自らが番組を企画し、パーソナリティーになられたという方もいらっしゃるそうです。
キーワード②子どもたち
FMだいごでは大子町の子どもたち、小中学生や高校生が出演している番組が多くあります。お昼の生放送で流している「大子特別支援学校のしあわせ時間」や作文の朗読などは、各学校のお昼休みの校内放送でも流してくれているそうです。また、昨年度からは地元の生瀬中学校と協力して番組を製作しています。
キーワード③安心安全のために
FMだいごは大子町と連携し、災害時などに自動的に電源が入る「緊急告知ラジオ」を町内の各世帯に一つずつ配布し、防災情報を発信しています。災害だけでなく、感染症や野生生物の出現、熱中症への警戒、行方不明者の情報提供なども流し、町民の安心安全のための情報を届けています。
【M1】イバラッパー『Here we go 大子』
「イバラキング」として茨城県で幅広く活動しているイバラッパーさんが大子町をテーマに作ったラップソング。歌詞には町の名所や名産が散りばめられ、大子の魅力がぎゅっと詰まっています。
コミュニティFMあの日あの時
今回は2011年10月。兵庫県伊丹市のハッピーエフエムいたみが、市内の公共施設や駅など9ヵ所に緊急時に情報発信が可能なデジタルサイネージ「いたみえ~る」を設置し、サービスを始めたことをお伝えしました。通常はエフエムいたみの映像付きライブ配信や行政情報、広告を、緊急時はエフエムいたみや市からの情報を流します。
【M2】徳永英明『輝きながら…』
エンディング
私がFMだいごに取材に行ったときはちょうどお昼の生放送の時間で、親川ヒカルさんがパーソナリティーを務めていました。親川さんは沖縄県出身。現在大学生で、インターンでFMだいごに携わっています。将来はマスコミを志望だとのことですが、このままFMだいごに就職されてもいいんじゃないかと勝手に思いました。
(製作協力:まちの研究室)
お知らせ
全国のコミュニティFM局関係者の皆さん、ぜひ『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』に参加してみませんか? ジングルと写真、3つのキーワードを頂ければ、番組の中でがっつり紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。
配信やっています!
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