「なんちゃってダイヤモンド」のチカラ
さまざまな在宅ワーカーが提供する「在宅で仕事をするときの心がけ」という話題を興味深く見入っている。
みんな同じようなことで悩み、みんな同じような工夫をしているのだなぁと妙に感心しながら読んでいるのだ。
ただし、服装に関しては若干温度差を感じてるのも確か。
私はラフな格好をしていることが多い。そもそもが、そのような格好を好む生き方だったからだ。
そのかわりといってはなんだが、「集中して頑張るぞ!」という日には、アクセサリーをつけることにしている。
特にお気に入りなのは、「なんちゃってダイヤモンド」のアクセサリー。
人造ダイヤモンドの一種である「キュービックジルコニア」や、クリスタルガラスでできた「スワロフスキー」のことを私は、「なんちゃってダイヤモンド」と呼んでいるのだ。
「なんちゃってダイヤモンド」を身につけるようになったのは、ピアスの穴をあけた20歳代の頃だっただろうか。「もし落としたら嫌だから」という理由で、キュービックジルコニアのピアスを手に入れたことがきっかけだった。
実のところ、在宅勤務であれば「落とす心配」はない。
寧ろ自宅なら本物の宝石でもいいのではと思ったりもする。だが、不思議なもので、「なんちゃってダイヤモンド」を身につけることで、ここは「宝石を落としたら困る外界だ」という錯覚を起こすらしい。
ラフな格好に「なんちゃってダイヤモンド」のアクセサリーを身につけて、在宅勤務にメリハリをつける。
自分の内面を上手に持ち上げて、気持ちを切り替えるようにしているのだ。