立ち止まって考える好機!「未来箱」に投げ込まれたことを整理整頓していこう
立ち止まって考える余裕など、人生になかなか与えられるものではない。
自粛ムードで経済が停滞し、悪いコトばかりが目につくが、立ち止まるという人生の猶予が与えられたと考えると、そう悪いコトばかりではないと思う。
今の状況がおさまったら「焼け野原になる」とか「世界が一変する」とかネガティブな面を強調する声を多々耳にする。
それは本当にそうだろうと思う。
だが、悪い面を見てばかりでも仕方がない。だから、私は、それらの言葉を自分なりに言い換えて「新しい世界になる」と捉えることにしている。
今年のはじめ辺りには、それぞれに「未来」の計画や希望や、野望などもあったはずだ。
私にも着々と進めていくべき計画があった。そして、その計画の中には、将来の希望や小さな野望もあったのだ。
けれども、それらは全て宙ぶらりんのまま。中止するわけでもなく、延期するわけでもなく、なんとなくぼんやりと「未来箱」の中に雑然と投げ込まれている状態だ。
今後の世界がどうなるかは不透明。
だが、今できることにキチンと取り組むか否かで未来が変わるということは明白だ。その明らかなことにフォーカスして心のバランスを保って乗り切っていこう。
優先順位をつけて、「未来箱」に投げ込まれた事柄を整理整頓する。
その課程で捨てたくなるモノもあるだろうし、新しく揃えたくなるモノもあるだろう。
立ち止まって考える。
その稀有な体験を人生の好機として生かすかどうかは、自分次第だ。