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自分でやってみるということ

木下さんの静岡県焼津市での狂犬ツアーから、はや一年。
自分のやりたいこと、姿、夢に近づくには「まずはやってみること」と決意し、やってきたことをまとめてみた。

わたしがやりたいこととは


私の住む街には「駅」がある。しかし、エレベーターがない。店がない。何にもない。おじいちゃんタクシーとバス乗り場はある。
唯一の八百屋スーパーもこの夏に閉店した。
せめて駅前に、行き交う人が立ち寄れる場所を作りたいと思っている。
地元の大学を卒業後、教育公務員としてはや30年余り、サラリーマン養成所卒、敷かれたレールを正しく走ってきた自分に、何ができるのよ!と、奮起したのだ


ずっと閉店している店たち

木下さんのVoicyや本やnoteから学ぶわたしのできること

まずはコミュニティ参加と当事者意識を持つことと思い、地域で興味のあるコミュニティにボランティアとして参加することにした
①焼津ターントクルこども館おもちゃ学芸員
②オーガニックコミュニティ
③こども支援のコミュニティ
④公園の花植え
⑤推し活オフ会
⑥朝礼だけの学校(オンライン)
いずれも週末のみの参加であり、ほとんどの週末がボラで終わる
どんな形で参加をするのか?どんな人がいるのか?
何を創っていくのか?と手探りだが、充実した日々となった 自分たちで作るイベント、仲間と志を話し合うこと、おとなの友だちができること、どれも新鮮な感覚だった。これがコミュニティというのかなぁと今更ながら思うのだった。狭い地域のこともあり、顔ぶれが自然と重なり合うことが多いこと、好きが重なり合うこと、縁や繋がりとはこういうことなのかとまた感心した。


コミュニティは自分を表現するところ

色々なコミュニティへ参加することでの気づきは、自分と向き合うこと
それぞれの参加者が、自分の得意分野や極めていることや「好き」を持っていて自分にタグ付けしている わたしは持っているもの(得意分野)も極めもない 自己紹介では、現職のことは言いたくない なんせ世の中で一番肩身が狭い職業だから
自分に自信がないのだとわかる
そんなとき、①ターンとクルこども館は、私が私らしくいられる癒しの場所だった
そこは、無料の絵本だけの図書館「えほんと」と有料エリアの選りすぐりのおもちゃが並ぶおもちゃ館である
小学生までの子供が中心で、休日は三世代での来館されるお客さんが多い
こまやけん玉から、グッドトイ、木のたまごのプールなどなど、こどもたちが夢中で遊び、取り巻く大人も一緒に遊びを再発見する場所
あそび下手な大人になってしまった私もこまやけん玉、ボードゲームなどのアシスタントができるようになっていく 「えほんと」では読み聞かせのスタッフとして
時間を分けてもらい、こどもたちと一緒に大好きなえほんに出会う幸せを味わっている
そして、コミュニティは自分の考えや言葉を他のメンバーと交わしながら組み立ていくところだと知る
②オーガニックコミュニティは、富士山麓の豊かな土地で農業・林業・酪農・畜産・マクロビオティック・種の保存・オーガニック給食・食堂・寺小屋・地域おこし・リトリートなどなど色々な生業を持った人たちの集まりである。
私はただの消費者なのだけれど、この人たちのエネルギーをもらって自分に還る時間と生命の大切さを学んでいる 
自分の庭での小さな循環や栽培を楽しんでいることや、夫の実家の里山再生にもつながっている
最近では、ふもとっぱらで初めて行ったイベントにボランティアスタッフとして参加し、一緒に創り出すことの楽しさ、まるで大人の本気の文化祭を体感した。



まだ走り始めたばかり

コミュニティ参加の手続きは、自分を丸出しする勇気と笑顔と自分を表すこと
さて次は、自分のやりたいことにもう一歩近づくこと
仲間作りと自分のやりたいことをぎゅっと整理していくことかなと思っている

続きはまた今度



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