Ansys Fluent:コマンド略語ルール

Ansys Fluentではコマンド入力が可能です。残念ながら英語ですがコマンド一覧はAnsysのwebサイトにて確認することが可能です。コマンドの使用例を確認していると、省略形が使われていることに気が付きました。例えば「boundary-conditions」は「b-c」に省略可能なようです。同様に「operating-conditions」は「o-c」と省略することができるようです。略語一覧を探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでしたが、マニュアルに略語ルールが記載されておりましたので、備忘録を兼ねて記載します。

略語作成ルール

  • コマンドは、最初の数文字を一致させるだけでOK。例えばboundaryはbouの短縮形で入力可。

  • ハイフン(-)で区切られた語句で構成されている場合、各語句の頭文字や一部だけを入力することで短縮できます。たとえば、set-ambient-color は set-amb-col や s-a-c などの短縮形で入力できます。ハイフンの入力は任意でsac と入力することも可能です。

  • 一致するコマンドが複数ある場合、メニュー内で最初に登場するコマンドが選ばれます。

略語一覧

把握している範囲で略語を表にしました。随時追加してきます。

$$
\begin{array}{|l|l|l|}\hline
\text{command} & \text{short cut command} \\ \hline
\text{boundary} & \text{bou}\\ \hline
\text{boundary-conditions} & \text{b-c, boco}\\ \hline
\text{define} & \text{def}\\ \hline
\text{inlet-velocity} & \text{i-v}\\ \hline
\text{inlet-pressure} & \text{i-p}\\ \hline
\text{operating-conditions} & \text{o-c, opco}\\ \hline
\text{zone-type} & \text{z-t}\\ \hline
\end{array}
$$

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