スプリンターズS 最終見解

本命　15 キミワクイーン　評価A
前走は荒れた内を選択しての7着で度外視。
2走前は二位に0.3の上がり差をつけ差し切りをしており能力が高いことを証明。
3走前に注目。皐月賞の日に行われた春雷S。あの日は内を通る馬が壊滅していた馬場状態でメインの皐月賞も覚えてる方は多いと思うが全て真ん中より外を選択した馬が上位独占。当日の芝レースも内を通って好走したのはこの馬のみ。春雷Sでいうとマッドクールが伸びるところを通り、この馬は伸びない馬場を通っている。その内容で着差なしの2着で斤量差はあったが馬場も考慮すると相当強い内容だった。ピッチ走法で地面から脚が離れている時間も短いので中山への適性もある。メンバーの中で唯一坂を味方につけられる馬だと思っており中団で脚を貯める競馬になれば頭まであり得る。ここ3走馬場の影響もあり戦績として汚れているが、内容を見ると充実期にありそれがバレきっていない今回が狙い目だと思う。
一週前追い切り、最終追い切りは重心が安定しており足の回転も早く状態は良く見える。
枠は外に入ってしまったものの、
周りの馬が逃げと追い込みと極端なので意外とポジションは取れそうな並び。レース当日、クッション値はそこまで高くなく、少し雨予報で雨が少し降ればこの馬の好走条件になる。世間的には評価されていないが中山得意の横山武史Jと一発見せてほしい。

対抗　1 ナムラクレア　評価A
能力は最上位でスタートも良く、追走力もあるのでスプリント路線では現在トップクラスの馬。昨年のスプリンターズSで坂で若干減速しているのが気になったので過去5レースほど理由を探しに見てみた。スプリンターズSは内伸びの馬場を外を膨らみながら回してるのでこのレースだけで坂が苦手とは判断できない。走法的にはピッチは効いており、足が空に浮いてる時間が若干長いため坂がすごく得意とは言えないと考察。ただ苦手というほどでもないというのが結論。
一週前追い切りは全身をうまく使って走れており状態は良さそう。足が地面から離れてる時間が少し長いが、最終追い切りでは全身バネのように走れており一週前追い切り（CW）よりもピッチが効いているように見えてかなり良いと思う。

▲ 13 ジャスパークローネ　評価A
ここ2走充実。走法は平均くらいだが後脚の蹴りが強く、急坂もある程度こなせると見ている。
最終追い切りでは全身を伸ばして上手く走れておりピッチ走法ではなく平均的な走法だが足が空に浮いてる時間は短くこの感じであれば中山の急坂もこなせると思える内容で、良い最終追い切りであった。

紐　4.6.9.10.14