皐月賞2023

本命  14   タスティエーラ

・新馬戦では好スタートを決めたスローペース2番手追走から2着馬を突き放す内容で勝利、このレース自体は内側が伸びる馬場と展開もあり過剰評価はしない。

・共同通信杯では完璧なスタートをしたものの、福永Jが競馬を教えるように抑え気味で中団のポジション取りをした。勝ち馬ファントムシーフとは位置取りの差だと考えている。また直線何度か内側に刺さり、シーズンリッチを交わすのに手間取ったこともあって差し損ねていたが力負けではなかった。

・弥生賞でも好スタートから好位置を追走し完勝した。このレースで注目したいのが右回りの時のコーナリング。3番手からコーナーを曲がりながら、加速のスイッチが入っており皐月賞でも大きな武器になる。また極端なピッチ走法ではないものの脚の回転力があり坂の途中一瞬で突き放していて、ゴールを過ぎても抜かせない余裕があった。
この3走をみて世代トップクラスの能力と、皐月賞に必要な位置どり、坂適正、コーナリングを高いレベルで備えていると考えている。

追い切りではブリンカーが効きすぎるなど不安要素はあるものの、ギアチェンジ後のスピードがそれを上回り好印象を受けた。

展開的には、ジワッと伸びるのを維持できるタイプなので最終コーナーで逃げ馬や先行馬を飲み込んでいくような競馬が理想だと思うし、14番でスタートも悪い馬ではないので内に包まれる心配も少ない。
良馬場でも走るがサトノクラウン×マンハッタンカフェという血統で重馬場もこなせるような気もするので馬場で割引などするつもりはない。

抜けた存在がいない今回の皐月賞は立ち回りと現在の完成度が重要だと思っているのでクラシック1冠目はこの馬に任せたいと思う。

◯  7  ファントムシーフ
▲  8  トップナイフ
紐 1.2.5.12.15.16.18

いいなと思ったら応援しよう!