エリザベス女王杯 予想
◉14 アカイイト (幸)
基本的に後方待機になってしまっているが中団が理想だと思う。ここ最近は捲れるようなレースがなかったので着順はイマイチであるが能力が落ちたようには見えず去年のエリ女と同舞台で馬場悪化になった場合、相対的に評価を上げる必要がある一頭。東京のような道中隊列が動かず直線勝負のレースよりも、阪神2200のように道中ジワジワとペースがあがり捲り合うようなレースを得意としており条件はベスト。
金鯱賞やエリ女のように直線に向いた時に7.8番手くらいにはいる必要があり騎乗スキルが求められるものの、去年のエリ女勝ちは決してフロックではなく今年も人気はないが好走を期待する。
○10 スタニングローズ(坂井)
秋華賞、紫苑S、オークスを見ても前目で立ち回れて目標にする先行馬を必ず捉えているところに強さと器用さを感じる。今回も競馬しやすい枠を引いており大崩れは考えにくい。三歳牝馬のレベルはまだ分からないが古馬のレベルもそれほど高いとは言えない。秋三戦目だが追い切り後馬体重は494キロと問題なさそう。当日の馬体重等も確認したいが現時点では素直に高評価。
▲16 テルツィット(池添)
中山牝馬ステークスでは大外に膨らみながらも良い脚で追い込んでおり、去年のエリ女ではレイパパレに進路カットされ後退。去年のクイーンCで雨の中差し切り勝ちをしており馬群の間を縫う競馬ができれば面白い。
△7イズジョーノキセキ(ルメール)
この馬は馬体重の増加から見るに充実期に入っている。3勝クラスで負けることもあるが使い詰めの3戦目が馬体重も減り成績が悪い。今回のローテは秋ニ走目で470キロ前後で当日を迎えてほしい。長い脚を使える馬で去年のエリザベス女王杯以降阪神の1800mを連続で走っておりローテは完璧だと思う。
馬場が悪くなれば少し評価を下げることも考えている。
△ 4 デアリングタクト(松山)
前走は極端な内伸び馬場の中、外を回して6着。直線だけでなく道中も常に外を走らせていたのでレースとしてうまく行ってなかった。とはいえ直線の伸びが良かった訳でもなく衰えを感じる部分もあった。
宝塚記念についても、スタート後は好位追走、その後やや外を走らせて直線馬群が凝縮してる頃には勝負になる位置をとっておりうまく乗っての3着。
今回は1.2が逃げそうな馬でスタートでればインのポケットを走る形になりそうだか1.2は早めに垂れる可能性もあり詰まりやすい。下げて外を回して差し切る能力は個人的に残っているとは思えない。馬場が重くなり外差しになれば相対的に評価は上げる。
★12 ルビーカサブランカ (横山和)
前走はやや時計がかかるイン前有利な馬場を外回して4着。その前のレースを遡っても時計のかかる馬場の方が良さそうなピッチ寄りのパワフルな走法。出遅れ率が非常に高いものの馬場が渋って外差しが決まる展開になれば穴として馬券には入れたい。