cfa経理人の備忘録

不定期で、財務経理周り、経済、仕事のこと、発信してます。自分の思考を整理した記事(たま…

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不定期で、財務経理周り、経済、仕事のこと、発信してます。自分の思考を整理した記事(たまに雑多メモ)がどなたかに一瞬でも役立てれば嬉しいです。

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最近の記事

エニアグラム診断

・友人から聞いた、性格診断のエニアグラム診断 ー人間の性格や思考パターンを9つのタイプに分類し、自分自身を深く理解するためのツールー をやってみました。 ・自分は、トップ3が、タイプ5:「調べる人」>タイプ1:「改革する人」>タイプ6「忠実な人」という結果でした。 ・90問回答式、文章3択式、Yes/Noチャート式、子供向けタイプどれをやっても、タイプ5:「調べる人」がトップ、「改革する人」「忠実な人」が続くので、私は、「調べる人」的な性格が強いのだと思います。 ・自覚もあ

    • 株価と政策保有株式

      1、株価下落局面 (1)デメリット ・株式の時価評価額が下がり、取得原価の半価以下の価値になってしまった場合は減損するリスクが生じる ・有価証券評価差額の悪化→OCI(その他包括利益)の減少を通じて、純資産、資本が縮小 (2)メリット ・資本縮小にも関わらず、受取配当金が変わらなければ、ROEにはプラス ・金融機関で株式ショートポジションでヘッジをしている場合、そのポジションの益出しが可能に 2、株価上昇局面 (1)デメリット ・OCIは増えて資本がインフレしてしまう

      • 退職給付会計と退職給付信託

         古文書読み直しといったところで、政策保有株式の1類型である、退職給付信託について、解説本の引用と、特に金融機関(銀行)にとって、退職給付信託を保有する影響についての記事としました。 ・過去、退職給付債務をB/S上圧縮するために、政策保有株式を信託に拠出して、退職給付信託として、オフバランス化することが行われました。 1、銀行における退職給付信託の効果 (0)サマリー ・退職給付信託には、確定給付年金等への掛金給付の役割が期待されています。しかし、退職給付信託で保有す

        • 成長戦略の実現への個人の向き合い方

          会社の成長を促進してくれる人材が備えておいて欲しい素質はなんでしょうか。何よりも自分で考え、行動し、価値発揮することが重要と思う。 いくつかのアイデアは以下の通り。 1、現状・安定・常識に固執しない ・前例踏襲、常識的やり方、自分の過去の経験を疑って、今の情報でゼロから考えて最適解か考えること ・徹底的に客観視点を持つ、相手側の視点を持つ ・成長アイデアの自生を妨げる要因を排除できること ・政経、文化、科学、技術、歴史、トレンドなど幅広い情報・教養知識から、仕事との関係性

        エニアグラム診断

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        • キャリア関連(cfa経理人)
          4本
        • CFA・CAIA関連(cfa経理人)
          3本
        • 金融機関(cfa経理人)
          3本

        記事

          人的資本経営と新規事業創出

          ・企業成長に停滞感のある企業は、従業員が成長のドライバーとなるイノベーションを自律的に起こすことを期待。そうしたイノベーションによる利益成長を求め、人の育成に投資する「人的資本経営」が増えている。 ・そんな人的資本経営を通じたイノベーション創出について、自身の感じている課題感をリストアップしてみます。 <課題認識> 1、会社のトップダウンでの人的投資、教育 ・上から強制によるチャレンジと、本人が自らチャレンジするバランスが必要。一律のプログラムで育つのか?という疑問があ

          人的資本経営と新規事業創出

          『株式持ち合い解消の理論と実務』(神田秀樹氏)の率直な感想

          ・政策保有株式(以下、政策株とも)に関しては、株式市場では、コーポレートガバナンスの観点から、保有を解消すべきとの圧力が、年々高まっており、実際に上場会社の株式の持ち合いは減ってきているが、世界から日本の株式市場に注目され、投資が集まるには、一気に解消していくことが求められるところである。 ・政策保有株式に関する本はあまりなく、自宅にあった、『株式持ち合い解消の理論と実務』を改めて読んでみたが、今でも通じる示唆もあった。 ・なお、政策保有株式の定義は、企業が他社との営業上の

          『株式持ち合い解消の理論と実務』(神田秀樹氏)の率直な感想

          選択と集中のあるべき雑感

          ・同じ会社・組織に長くいると、日々流されてしまうことが多い。 ・たまに他社のサービスを使ったり、他社と話す機会があると、自社の組織の常識、やり方で、世間的には非常識であることを再確認できる。それを通じて、あるべき一般論について立ち返るきっかけとなる。 ・もしまとまった時間があると、経営全般について、ゼロベースで目指すべきビジネスモデルと成長戦略を考える機会を設けるべきと考える。 ・日々、様々なかつ高い要求レベルのあるステークホルダーと対峙する中で、自社、自分は何の価値を

          選択と集中のあるべき雑感

          PER

          ・2023年春、東証からの上場企業に対しての、企業価値向上、PBR1倍企業に対するPDCA改善の提言がなされました。 ・PBRは、純資産に対する株価であり、比較的シンプルです。また、理論的には、PBR=ROE×PERに分解できますので、PBRが上がるためには、PERを向上していく必要があります。 ・そこで、改めて、PERはどんな指標で、改善には何が必要かを整理していきたいと思います。 1、定義 ・PER(倍)=時価総額÷純利益       =株価÷EPS(一株当たり純

          デザイン思考とは

          1. 定義 ・要するに「自社中心」ではなく「顧客志向」で問題発見、解決を図る ・インタビュー、観察、試作などで仮説と検証を繰り返して開発する。 ・多くのユーザーに支持される商品の開発につながる ・評価制度や企業文化に組み込むことも大事 ・個人的にはマーケットイン(market in)と似た概念と捉えました 2. 導入にあたっての難しさ、所見 ・デザイン思考≒顧客ニーズで商品を作るというのは、ある種当たり前に聞こえるが、企業はわかっているけどできていないということではない

          デザイン思考とは

          キャリアについて(4)仕事論・天職・夢

          キャリア形成に関して、自分のためにまとめたことを何回かに分けて、記事にするシリーズ。 職業人にとって、キャリア形成でポイントになるアジェンダを、本などを参考にした自分なりのまとめの4個目。 <夢> ・本当にやりたい事(100年かけても、生まれ変わっても同じ仕事をするか?)を努力して、結果が生まれる。 ・夢を語れるか?(実現可能性は二の次) ・夢しか実現しないのだ (本気で念じて、アクションを起こして、繰り返し努力を重ねれば、夢は実現する) ・墓標に何を刻みたいのか ・これ

          キャリアについて(4)仕事論・天職・夢

          キャピタルライトなビジネスって何?

          「キャピタルライト」と言う言葉は、そんなに流行っている言葉ではないようですが、日本では金融機関のビジネスと関連するキーワードのようでして、どんなものか定義を確認していきたいと思います。 日経新聞では、「みずほ銀行」の記事で、資本の使用量を抑制すると言うニュアンスで使われていました。 三井住友トラスト・ホールディングスの決算説明の質疑応答資料では、「リスクアセットを大きく増やさずに、収益性を高める」と言う説明もあります。 https://www.smth.jp/-/medi

          キャピタルライトなビジネスって何?

          キャリアについて(3)求められる人材像と適正

          ○人材(求められる人) ・才能ある人材を獲得することは経営の最重要課題の一つ <適性> ・会社に適応し活躍 ・社長の挨拶、企業理念、ビジョン、商品やサービスの説明、業績の推移、会社の歴史などを読んでおき、企業の文化か風土、考え方、大切にしているものを理解 ・カルチャーフィット=企業の文化(風土、社風)、価値観(理念、考え方)に自分がどれだけ合わせられるか ・自己PRは求人の目的から <貢献> ・会社を儲けさせてくれる人 ・組織を活性化させてくれる人 ・会社に入って何をしてくれ

          キャリアについて(3)求められる人材像と適正

          キャリアについて(2)自己表現

          キャリア形成に関して、自分のためにまとめたことを何回かに分けて、記事にするシリーズ。 職業人にとって、キャリア形成でポイントになるアジェンダを、本などを参考にした自分なりのまとめの2個目。 ○自己表現 <表現力> ・自分を客観的に見ること ・理解したことを言葉で伝える能力 ・どういう役割を担っているか/いたか ・ポイントを押さえた答え方(これならできる、この分野の仕事は得意) <経験> ・過去の経験のプロセスをよく理解し伝える能力 (いつ どこで 誰と どんな仕事 に携わ

          キャリアについて(2)自己表現

          『論語と算盤と私』(朝倉祐介氏)の率直な感想

          ・元Mixi社長、現アニマルスピリッツの創業者・代表パートナーの朝倉祐介氏の著作を読みました。朝倉氏は、騎手候補生→東大法→マッキンゼー→ネイキッドテクノロジーCEO→ミクシィCEO→スタンフォード客員研究員をという経歴。現在もベンチャーキャピタルのアニマルスピリッツを運営されながら、Podcast番組「令スタ」「シリよろ」とVoicy番組「論語と算盤と私とボイシー」を放送。日本のスタートアップ業界をリードする、新世代を代表する経営者のお一人。 ・そんな朝倉氏の経営や日本経済

          『論語と算盤と私』(朝倉祐介氏)の率直な感想

          キャリアについて(1)能力とは?

          キャリア形成に関して、自分のためにまとめたことを何回かに分けて、記事にしてみます。 職業人にとって、キャリア形成でポイントになるアジェンダを、本などを参考にした自分なりのまとめの1個目。 ○職業人として通用する「能力」とは、 ・才能とは尖った能力、他の人にないスペシャリティ、(成果が伴う)習慣化された行動様式 ・大きな志を持ち、誰にも負けない得意分野を築くこと、社外でも通用するスキルである。 ・課題→計画→実行のプロセス、で発揮される。 ・人との関わり方、に表れる。 ・い

          キャリアについて(1)能力とは?

          睡眠のためのTips

          過去、本を読んだり、経験から考えたりした、より良い睡眠を得るためのTipsメモです! ○準備 ・寝る前に軽くストレッチを行う。(風呂上がり21:15) ・テレビやパソコンは早めに消す。(22:00マスト) ・窓から音や光が入らないよう厚手のカーテンをしっかり閉める。(22時) ・無人島にいるように陽が沈んだら寝る(23時) ・就寝前のルーチン決めておく ・スマホの門限(タイムリミット)→目覚ましタイマーを寝る直前より早めに設定 ・紙に考えていることを書き出す(22:30-2