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#本棚をさらし合おう 〜マイナー本と小説とエッセイでわたしは出来ています〜

今夜は #本棚をさらし合おう に乗っかりまして、ひたすらに本への愛を書いてみます。

「さらし合おう」といいつつ写真はヘッダー画像のみです。本棚大幅入れ替え中の為に、撮れるのがそこだけで💦
でも大切な本棚の一部です‪☆ミ‬

物心ついた頃から本が好きです。毎月に読む本は多くはありません。読書家とは言えないと思います。でも本が好き。
小学生の頃から図書室に入り浸り、中学生の頃も夏休みの宿題はまず読書感想文から取り掛かり、高校生の頃は図書室の狭さに「ありえない」と言い続け(笑)
なぜこんなに本好きに育ったのか。理由はちゃんとありましたが、その話はまた別の機会に。

好きな本が多いので小説と漫画を分けることにしました。まずは、小説の類をご紹介させてください。

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【小説編】

・LOVE&FREE

1冊目から小説ではないというのは置いておいて。
高橋歩さんの著書で、旅語録です。南極から北極まで数十カ国を旅して歩いた、約2年間の記録であり、その間の高橋歩さんの言葉たち。
初めてこの本に出会ったのは高校の図書室でした。これを読んだ時の衝撃は忘れられない。悩みやすくて後ろ向きで(いやそれは今もあるけど)、特に高校生の頃は病気になって色んなことが制限された頃で。そんなわたしの頭を横からぶん殴られたくらいの衝撃が、あの時はありました。今でもとても大切な一冊です。

・龍のすむ家

今第5章まで日本で出版されています。
最初手に取ったのは、ただ龍とファンタジーが好きだから(笑)まさか第5章まで続くとは思ってもいませんでした(失礼)。
普通の大学生が下宿先にある母娘の家を選んだ、そこから全ては始まった。
文庫もあるらしいのですが、わたしはハードカバー版の表紙を開いたところに描かれている龍たちが大好きです。文庫にも描かれているのかな…?とにかく龍たちがとっても可愛く素敵です。
大事なことなのでもう一度言います。
龍たちがとっても可愛い。

・図書館戦争

アニメでも実写でも映像化されているので、ご存知の方も多いかもしれません。
今でも思い出すのが、このシリーズを買う前に何度も何度も書店の棚の前で悩んだこと。その時はもう別冊の2冊も出版されていて、つまり完結していました。本好きにはたまらない「図書館」で「本」を守って「戦」う。読み出したら絶対好きになる、でもまだ文庫化していない、ということはハードカバーで6冊…!本当に読みたい本こそ新刊書店で買うのが信条のわたしでも、さすがにハードカバー6冊はなかなか勇気が要りました。
しかし読みたい欲求に負けて買い、読み、まんまと有川ワールドに捕らわれたわたしです。
亡くなられた俳優の児玉清さんも、有川浩先生の作品が大好きだったそうです。稲嶺司令はわたしの中でも読んだ時から児玉さんしかいないと感じていました。

・天使の柩

村山由佳先生の「天使の卵」シリーズの最終巻。
「天使の卵」を読んだのは中学生の頃だったと思います。親友が村山由佳先生の作品が好きで、薦められたのが最初でした。
「おいしいコーヒー」シリーズもいくつか読んだし、「青のフェルマータ」も「すべての雲は銀の…」も好きだけれど、今はこの作品が1番好きで1番大切。「卵」から「梯子」、そして「ヘヴンリー・ブルー」を経て、歩太の「卵」から14年後。
「ヘヴンリー・ブルー」出版から7年が経っていたので、続編はもうないと思っていました。
だから書店で新刊の棚にあるのを見つけた時は鳥肌が立ちました。これを買って帰って読まなくちゃ。こんなに強くそう思ったのは、思えば「柩」しかないかもしれません。わたしにとって本当に特別な本です。

・口説き文句は決めている

旅語録に始まりエッセイで終わる「小説編」…紹介文変えた方がよくないか。しかし好きなのです、仕方がない。
これは「漫画編」には入れられないし(漫画じゃないから…)。夏生さえりさんの食と恋を描いたエッセイで、初めて読んださえりさんの著書でもあります。ふらっと時間を潰そうと思って入った書店での一目惚れでした。
タイトルがまずいい。
「口説き文句は決めている」だよ?
心鷲掴みじゃない?表紙のデザインがまた素敵。
シンプルな上にバーらしきカウンターに座る女性、ワイングラスがふたつ、女性の隣は空席。想像を掻き立てられる。内容も糖分たっぷり、共感だらけです。恋がしたくなります。
恋がしたーい!!

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【漫画編】

実は漫画編、一冊は今現在連載中ですが、残りはかぁなり古いものをチョイスしました。
わたしが子供の頃から読んできた本をメインにして。ストーリーが気になりましたら、調べていただいてもいいですし、一伽が解説もできますのでいつでもDM飛ばしてください。

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・エイリアン通り

我が家には、母所有の漫画と父所有の漫画が本当に沢山あって、それを小学校低学年のうちから盗み読んでいました(笑)それこそ、布団の中で、母や父が仕事でいない時間帯にこっそり出して。これはその中の1シリーズ。
笑いと冒険と恋と友達と家族と…色んなものが詰まっていて、しかもそのひとつひとつが「一般的」とはひと味もふた味も違う、でも「それが」いい。素直な感情表現が苦手な主人公・シャールが大好きです。

・軽井沢シンドローム

通称「軽シン」と我が家では呼ばれていました。これも「エイリアン通り」と同様、小学校低学年の頃からこっそり盗み読んでいた漫画のひとつ。でもたぶん、小学生の読む漫画ではなかった(笑)
相沢耕平と周りの女性たちと仲間たちが繰り広げる…日常…?
このタラシだけれども押さえるところは押さえる男、子供ながらにすごい男だと思った記憶があります。女性関係はものすっごくだめなやつなんですが、それさえなければいい男です(笑)

・拳児

主人公・拳児(けんじ)が小学生の頃から話はスタート。中国拳法・八極拳を通じて色んな体験をし人に出会うという…超大まかですが(笑)実際に拳児と同じくらいの歳の頃から読んでいて、一緒に育った感があります。連載は勿論それより前からなので、勝手にそう感じているだけですが…しかも拳児の方が先に大人になるしね。
わたしは特に武術は習っていません。なのにこの「拳児」とか「修羅の刻」とか大好き。高校生の頃、古本屋に出されそうになったのを必死で止めて実家から持ち出した大切な漫画です。

、ピグマリオ

母の漫画で、しかしこれは18巻から最終巻までしか我が家にありません。その昔、両親がわたしと妹を連れて父の実家に引っ越すことになった時、祖父に本を減らせと言われて17巻までは売ってしまったのだそうです。
なんて殺生な。
それによりわたしは18巻からしか読んでいないのですが、わりと過去を振り返ってくれる構成で、17巻までが未読にも関わらず大体の流れを把握しつつ読むことができるという素晴らしさです。主人公・クルトがオリエという少女と出会い、レオンというドラゴンと友達になり、ギルガドールという…不思議生物も連れになりながら、石にされた国の人たち、母を助ける為に旅をします。過酷な旅です、だって相手はメデューサだもの!…というファンタジー漫画。
わたしのドラゴン好きはここから始まったと言っても過言ではありません。お酒が大好きなギルガドールも頼りになります。

・3月のライオン

ラストは皆さん見聞きしたことある方が多いのではないかと。
羽海野チカ先生の作品は「ハチミツとクローバー」から読ませていただいていて、現在連載中の「3月のライオン」も大っっ好きな作品です。
プロ棋士の零くんが、沢山の、本当にたくさんの苦しい想いを飲み込んだり闘ったりやっつけたり、はたまた飲み込んだりしながら、将棋と向き合い、棋士と向き合い、成長していく世界です。
好きな台詞は山のようにあって…。

"一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ ―――でないと実は誰もお前にも頼れないんだ"

とか。
これは胸を打ちました。

個人的に好きなのは「彷徨の第8巻」。
この巻は主人公がどうこうではなくて、朔ちゃん(と我が家では呼んでいる)がひたすらに頑張る話。頑張るどころではない。もうほんと、毎戦毎戦絞り出すように勝ちにしがみつく。その姿勢こそが「朔ちゃん」なのだ。

さて、小説5冊、漫画を5冊。
どれにしようか本棚の前でうんうんと唸り続けた結果です。この選書の中に、どなかの琴線に触れて興味を持ってくれたら嬉しいです。

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企画はこちら、あきらとさん!

ただただ好きな本への愛を語ったnoteになりました。素敵な企画に参加させてくれて、本当にありがとうございます!皆さんのお部屋も楽しみで仕方ありません。

これから巡ります〜。



2019/10/15

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