焼き鳥をたべるだけの読書会をやったら、焼き鳥と本が好きな理由に気づいた
「焼き鳥が好きで、本も好き」
「だから焼き鳥たべるだけでいい、気楽な読書会をやってみたい」
そう思いついたのが去年の12月。
さっそく1月新年会もかねて焼き鳥をたべるだけの読書会を開催しました。
いい焼き鳥屋さんのいいところ
焼き鳥屋さんに詳しいインスタグラマーの方に相談し、予約してもらったお店はこちら。
4人そろい「おつかれさまでしたー!」と乾杯。すると続けて店員さんも「おつかれさまでしたー!!!」ときもちのいい声を出してくださり、まだ飲み始めなのにすっかりいい気分に。
座席から離れたところに焼き場があり、煙もぜんぜんもくもくしてなくて「焼き鳥の思い出、本にしっかりつくだろうなぁ」という心配も御無用。
焼き鳥はどれも抜群に美味しかったし、とくに『みさき(ヒネドリのテールらしい)』は絶品で、ジューシーさと噛みごたえのある触感が幸せでした。
乾杯からのちょっとだけ本の話
読書会といって集まってもらうからにはと、前日に用意したのが『居酒屋ほんだけの今月のおすすめ』。
さいきんどこでもおすすめしている『おやときどきこども』に、お気に入りの小説や漫画をかーるくご紹介。
自分の紹介したい本をメニューにしてながめると「表紙にふたりうつってる漫画おおいな」と当日になって気がつき、「だれかとだれかの間にあることに関心がある」ということを改めて再認識しました。
4th place labのメンバーとの新年会ということもあり、それぞれのはみだし活動の話を教えてもらったり、4thのレジェンドの有り難いお話を聞かせてもらったり、映画の話に、副業に、お母さんの自信の話などなど。本と関係あるようでない、自由ではみだしたトークをたのしみました。
参加してもらった方の中に「この本ちょっと気になってたんです!」と『喰う寝るふたり』に興味をもってもらった方がいて、後日「あの本買ってこれから読むんです!」と言ってもらったのは本当に嬉しかった。
ので、このいきおいで毎月開催したくなってきちゃってます。
気がついた。焼き鳥と本の共通点
焼き鳥をたのしむだけの読書会をやってみて、ふりかえって気がついたことがありました。
それは「焼き鳥も本も。自分のすきなペースでたのしめる」ということ。
自分のための串があって、塩やタレ、大根おろしが選べる。みんな同じような動きをして同じようなものをたべているようで、実はそれぞれちがう。
人知れずそれぞれに好みがあって、好きなリズムでほおばる。「冷めちゃうから早く食べなきゃ」ってみんな案外おもってない。
本も同じ。自分の好きなところから開いて、ゆっくりじっくり読み進めてもいいし、「ココ!」「ココ!」と拾い読みしてってもいい。「あっ」と惹かれるところが違ってもいいし、いくつもの本を行き来するのもいい。「全部を早くたくさん読まなきゃ」って思うと、ちょっと重い。
ちょうどいいペースの読書会
焼き鳥たべて、本をよんで、お酒をのんで、話をする。
ずーーーっとみんなでひとつのことをとことんするんじゃなく、みんなそれぞれに好きに組み合わせて、自分なりの読書会をつくれる場所。
映画も母親も、旅行も、夢も。思ってもみなかったところに転がって、店から出るとちょっとだけ景色がちがってみえる時間。
そんな会をつくりたい、と思った読書会主催デビューでした。
もし。もし。関西で(とくに京都市で)いっしょに読書会をやってみたい方がいたら、ぜひぜひお気軽にご連絡ください!
こんな方からのご連絡をお待ちしてます!
京都市に住んでいて、よく本を読んでいる。本の話をしたい人
あまり本は読まないけど、ちょっと気になる。本の話を聞きたい人
焼き鳥が好物。月に1度は焼き鳥屋さんにいきたい人
読書会に向いてそうな焼き鳥屋さんを知ってる人