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【女性に優しいサロン】自分のことは自分で知る<後編>

月に一度、身近にいる働く女性にフォーカスし、
ざっくばらんにお話しを伺う連載
《女性に優しいサロン》

私の周りにはパワフルで
魅力的な女性がたくさんいます。
そんな彼女たちですが、
この数年を見ていると
「マインドや人生を変えた」
方々を多く見受けます。
自身もその内の一人。
リアルに体現しているからこそ、
彼女達も何故このタイミングなのか、年齢的なものか、
そしてどう変わっていったのかを
お聞きしたいと強く感じました。
仕事のことや身体のこと、
将来のことで
立ち止まって悩んでいる女性たちへ。
お話しの中からちょっとしたヒントを頂き、
人生の一歩を踏み出しましょう。
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第二回目のゲストとしてお迎えしたカメラマンの恵美子さん。実はヌードフォトグラファーという特殊な環境で働く彼女から、さまざまな女性の身体のことについてお聞きしました。
早速聞き慣れない言葉で終わった前編。
ゆらぎ世代がこれから待ち受ける未知の世界を、戸惑う事なく迎い入れる為に、
もう少し詳しくお伺いしました。

なかなかマスメディアではお話し出来ないセンセーショナルな内容を含みます。
では、始めましょう。

◼︎恵美子さん(Eさん)
結構な割合の年配な方でそういう人が多いのですよ。でもデリケートなことだから誰にも言えなくて...

そのままにしておくと擦れて血だらけになる人もいます。

◼︎サロンオーナー(M)
聞いたことがない!

◼︎Eさん
そう。みんな言わないでしょ。早い人では50歳ぐらいから膣脱になる人もいます。

◼︎M
子宮が落ちてくるってこと?

◼︎Eさん
まず、骨盤底筋が緩む。そして子宮周りの筋肉が落ちるので、支えられず子宮が落ちてくる。膣も石化してくるから、余計に重くなり落ちてくる。

◼︎M
?!石化?

◼︎Eさん
はい。膣がカチカチになり石化するのです。女性ホルモンが減少することで潤いが無くなります。自分で出そうという力がある人はいいけれど、出せない人はどんどん減り衰えるの。

そんな時にオイルなのです。

◼︎M
なるほど。

◼︎Eさん
乾燥が酷い人は膣の中にオイルを入れることをお勧めします。

◼︎M
専用なものが売っているの?

◼︎Eさん
はい。フェムゾーン用で販売しています。
自分で触れて確認しながら優しくマッサージします。ですが、その行為に違和感やストレスを感じてしまう方は、無理なさらずに。専用のものでケアしてください。


実は介護の分野でもアンダーヘアが問題になっています。
寝たきりの老人のおむつ替えの時に、ヘアに便がつくのです。
それを綺麗に取ってもらえればいいですが、簡単に拭くだけで、おむつを替えてしまう看護士さんも多い。するとアンダーゾーンも傷み、自分の体温で自分の匂いが上に上がってきます。自尊心が強いご老人だと、「こんなはずではない」という思いが強く、痴呆が進むことがデータで立証されています。
ですから介護をする側、される側の為に、脱毛を推奨しています。

◼︎M
なるほど、そういう事も起きるのですね。脱毛をした方がいいという事だ。

◼︎Eさん
ですがそれは介護や日頃の衛生面という点から。
では、何故そこに毛があるのかを考えてみてください。やはり守るための予防になるからです。脱毛した人はしていない人より、性病に掛かるリスクが30%上がるというデータもあります。ですから予防という観点では、あったほうがいいですね。

◼︎M
納得。


ーフィトテラピーとして現状の活動を教えてください。
◼︎Eさん
ルボアのスクールで取得できるAMPP認定メディカルフィトテラピストのディプロマ(免許状)を持っています。
症状に合わせたハーブティをブレンドしたり、精油を使ったマッサージをしたりします。そして指導します。
飲む、塗る、嗅ぐがフィトテラピーの基本になります。
その3つのアプローチから体を整えていきます。

もう一つ、BHY臓活指導士としての資格も持っています。

◼︎M
色々持っているね。


ー今後はどうしてゆきたいですか?
◼︎Eさん
私は群馬出身なのですが、2拠点(群馬と東京)で活動ができるようにと思っています。5月15日まで群馬県立自然史博物館で、<魅惑のスパイス&ハーブ>展を開催しています。そこに参加させて頂きました。フィトテラピスト、写真の提供と両面から関わっています。

~5/15(日)群馬県立博物館 <魅惑のスパイス&ハーブ>


あと、学ぶことの楽しさを知ったので、ライフスタイルの一つとして学びは続けていきたいと思っています。

◼︎M
30代、40代の女性に伝えたいことはありますか?

◼︎Eさん
自分のことは自分で知る時代です!

一つ気をつけて頂きたいのですが、
女性ホルモンが減ると、エストロゲンを取ればいいんだと思い込む方が多いですが、
更年期の始まる原因はエストロゲンではなく、プロゲステロンの減少もあります。
その事を知らず、エストロゲンは分泌されているのに、過剰に取り過ぎてしまい、子宮筋腫や子宮系の病気に掛かりやすくなる人もいます。気になるようであれば、まずエストロゲンとプロゲステロン数値を女性専門の医療機関で測ってもらってください。数値をみれば、どちらが不足しているのか解ります。

私の周りでも、子宮筋腫を持っているにも係わらず、ソイラテをいつも飲んでいる子がいました。エストロゲンの分泌を促すような物の過剰摂取は良くありません。

◼︎M
えっ?!私も持っているよ、子宮筋腫。
そして最近大豆イソフラボンのサプリ飲み始めたところだよ。

◼︎Eさん
はい。摂取のし過ぎは良くないと思います。
私が不思議に思うことは、どうして医療機関のほうで注意を促さないのだろうと。教えれば気をつけますよね。
生活習慣から気をつけられることも沢山あるのだけれど。

◼︎M
コロナもあったからこの2年間健康診断に行っていないなぁ。早速女性外来へ行ってくるよ。

◼︎Eさん
そう、気になることはまず受診しに行ってください。
自己診断はしないように!!


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今回お話しを伺った後、掛かりつけの女性外来に行って来ました。
私の通っている病院では、数値検査は無かったのですが、おかげさまで、子宮系の病気は進行しておらず一安心です。その病院で恵美子さんが推奨していたケア用品が置いてありました。
お話しを聞いていなければ、目にも止まらなかったと思います。

ハーブの効能について書かれたものも置いてありました。



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