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54歳でも続ける鉄拳8 その24

驚くべきことに、noteでチップをもらってしまった。

こんな私のしょうもない記事に、汗水流して働いて稼いだ貴重なお金を恵んでくれるなんて、本当に恐れ多いことなのだが、それでもそれだけの価値があると感じてくれた人がいるとは心から感謝しかない。私は仕事柄お硬い文章を書く機会は結構あるのだが、個人的にはここの記事のような砕けた文章を書くことが好きなので、こうして愚にもつかない記事を書き殴っているのだが、それを楽しんでくれる人がいることは実にありがたいことである。更新は不定期にはなってしまうが、今後も続けていくので、末永くよろしくお願いします。

さて、27インチのWQHDモニタを買った。いわゆるブラックフライデーだったから、アマゾンで洗剤やらボディソープやら日用品の補充であれこれ購入したのだが、そのときにふと目に止まったモニタが、「27インチWQHDでリフレッシュレート180hz。高さも角度も調節できて驚きの22000円」だったので、少し前からリフレッシュレートの高いモニタが欲しかったこともあり、自分のRTX2070superで果たしてWQHD解像度が耐えられるのか不安でもあったが、買ってしまった。

今のところ鉄拳8では以前と同じ設定(DLSS QUALITYで背景低以外全部高)で60FPSが維持できているので、自分なりには結構満足している。ただ、解像度が上がった分、画面が広くなったとは言え、ブラウザなどの文字が小さくなったのは歳のせいとは言え少々見にくい。あと、モニタは2枚並べてあるのだが、サブはFHDなので、「さてYoutube見ながら鉄拳でもやっか」とブラウザをサブに移動すると解像度の違いから急にブラウザがでかくなるのが少し不便ではある。

それにしても、コイツはいわゆる「ゲーミングモニタ」ではあるのだが、驚いたことに背面がピカピカ光るのである。「そこが光ってどうする?」とは思うのだが、さりとて前面が七色に輝いてもゲームの邪魔になってしょうがないだろうから、まあ光らせるとしたら背面ぐらいしかないのだろうけれど、別にそこまで無理して光らなくても、と昨今の「ゲーミング=レインボーに輝く」という風潮に若干の不安を覚えてしまう。

巷では「ゲーミング犬」「ゲーミングマフラー」「ゲーミング毛布」「ゲーミングおやつ」みたいに、もう何でもかんでもゲーミングというか、とりあえず光っときゃゲーミング、みたいな感じではあるが、そのうちゲーミングネコとかゲーミング杓子とか、まさに猫も杓子もゲーミングになってしまうのだろうか。

そして、これは以前から疑問だったのだが、ゲーミングPCとかってケースが透明で中がビカビカ光ってるじゃないですか? あれってゲームに集中する妨げにならないんでしょうか? 目の前のモニタでゲームに集中したいのに、横でPCにピカピカやられるとうっとうしいように思えるのだが、どうなのであろうか。勉強に集中したいのに横でチンドン屋が踊りながら応援している、みたいなイメージで、ゲーミングの名を冠していながら、むしろゲームの邪魔になっているようにしか思えないのだが。

さて、久しぶりに鉄拳の話である。週末しか遊んでいないのだが、それでも私はコツコツ続けていたのである。

そして、先日、ついに「拳帝」段になった。

勝率がとうとう40%を超えた。今夜は赤飯だ。

とか喜んでたらなんか意外とあっさり「炎帝」にもなった。

帝じゃ帝じゃ。帝のお通りじゃ。

とは言え、自分でもかなりの場違い感はある。

だって羅の頃とほとんどなーんも変わってないから。もうやることが年がら年中同じことばっかで、自分でもさすがに「おいおいもう少し進歩というか攻めのバリエーションを増やせよマジでいい加減にしろよお前」とブツクサ言いたくなるくらいの十年一日のワンパターンなのである。

ほんで、負け方も毎度毎度同じような負け方ばかりで嫌になる。

それにしても、まぐれとは言え「帝」段まで上がったくせに、未だに鉄拳は謎が多い。試合中に「なんでそーなるの?(上げアクセント)」と往年の萩本欽一のようなセリフが頭の中で大量発生しているし、時にはそれがリアルボイスとなって我が口から溢れ出すことさえしばしばだ。

たとえばダウン中にまったく起き上がれずにボッコボコにされることがある。もうホント、これが現実だったら間違いなく傷害罪でとっ捕まるようなボコボコぶりなのだが、こっちだって何とかしようと悪戦苦闘しているのに、とにかくまあ相手の技が、それが中段なのか下段なのか知らないが、じぇんじぇんガードできないのである。レバーを後ろに入れたり斜め下に入れたり横転を試みたりその場起きにしてみたり、まあ私の操作がてんで間違っている可能性の方が高いのだろうけれど、それにしたっていっぺん転がされただけでこんな地獄のような目に合うほど普段の心がけが悪いとは到底思えない。むしろ私は花には水をやり空の青さに感謝し小さな命も慈しむ根っからの善人のはずなのに。

こんなことがあっていいのだろうか?

大体、たかが起き上がりがややこしすぎるのだ。お前は生後一年も経たない乳幼児か? やっとこ起き上がって歩き出し始めてパパとママが泣き笑いで喜ぶ心温まるエピソードなのか? 大人ならスパッと起き上がってさっさと戦う姿勢を見せなさいよまったく。

それをなんだ? いつまでもゴロゴロ寝っ転がって殴られたり蹴られたり踏みつけられたりしまいにゃジャイアントスイングかけられたり。ほんで反省して起き上がるかと思えばまたのそのそ起き上がるからその最中に蹴り上げられてまたダウンしたり。

ゼットマンの刑事も言っていたが、「地べたにゃ希望は転がってない」んだぞまったく。立ち上がって前を向いて戦えよホントに。

あとねー、ファランとかレイナとかジュンとかさー、なんというか、こう、流れるように次々と技を出し続けるのをやめてくんねーかなー。いや、多分、どっかでしゃがむなり横移動するなりライトゥーで暴れるなり、恐らく何か対処法はあるはずということは分かっているんですよ。で、分かっている人にはこういう連携ってちっとも通用しないんでしょう。

ところが私は分かってはいない!

だから相手は嬉々として同じことばかりやる! しめしめコイツこの連携に対応できないんでやんの、と言わんばかりにだ。ほんで分かっていない私はいいようにそれを喰らいまくって負ける! 情けない!

多分リプレイで確認すればいいんだろうと、今これを書きながら思ったので、次からそうすることにしよう。

それとやっぱりキングが果てしなくムカつく。鉄拳3の頃は投げコンボを覚えて抜け方を知らないリアル友人をボコボコにして喜んでいた私だが、当時のアイツも今の私と同じようにムカついていたのだろうか。だとすると実に悪いことをしたと今更ながらに猛省する。

いや、キングのムカつくところは投げコンボではない。いや、投げコンボもムカつくにはムカつく。ムカつく度で言えば、50ムカくらいはムカついている。しかし、それにも増してムカつくのが、とにかくキング連中がやたらと出してくる一連のパワクラである。

キングのパワクラはもうマジでムカつく。およそ95ムカぐらい。

大体、パワクラのコマンドや技数がキャラによってバラバラなのがおかしい。キングのことは知らないが、リリのパワクラのコマンドは2WPである。このレバーが2ってのが害悪で、鉄拳において2というレバーは、しゃがみと横移動を兼ねているから、入れている時間でしゃがんだり横移動したり、ゲーム側が勝手に判断して「まあ合ってんだろう」という操作を反映してくるのだが、ここにさらに技を割り当てられてしまうと、意図せぬ挙動の原因になったりする(と思う)。

だから、パワクラのコマンドが4WPとかの連中は立ちガードしながらWP押すだけで簡単にパワクラが出せるのに、リリはガード後にパワクラしようとしたら、硬直を見計らってレバーを下に入れないといけない。硬直中から入れとくとうっかりしゃがんじゃったりするから、いちいちめんどくせーのである。

パワクラってのは鉄拳8では結構な重要要素だと思うのだが、なんかキャラによって出が早い上段だったり遅い中段だったり、反撃確定だったりそうじゃなかったり、ヒートに移行できたりできなかったり、持っている技数も違ったり、どういう理屈か知らないが格差があるのがどうにも納得いかない。

ふう。

まあ愚痴ばかり言っていても発展性がないので、ちょっと今後いちばん気をつけたいことだけ最後に書いておこう。

今、私が一番気をつけようと思っているのは、「LPLPのヒット確認」である。とは言え、いわゆる「LPLPがカウンターヒットしたときはLKまで繋がるのでカウンターヒットを確認して2発止めと使い分けよう!」というやつではない。このカウンターヒット確認は、プラクティスで何度やってもまったく区別ができなかったので諦めた。

そうではなく、単純に「ガードされたかどうか」の確認のことを今は言っている。段位がだんだん上がってくると、こちらのLPLPをガードした後の相手の行動がいろいろ精度が上がってくる。低い段位の頃は手を出してこない人も結構多かったので、意外とこちらの好き放題に択を迫れたりしたのだが、さすがに帝まで来ると、反撃してくる人も多い。

だからして、ガードされたら素直に下がるか上段の反撃を見越してLKで裏を取る、とか、ヒットしていたらWPが反撃つぶしになるのでそれを見せつつ下段でちまちま削る、とか、そういう、基本的なヒット確認をしたいのである。

今はガードもヒットも関係なくWP出したり2RP出したり何か適当な感じなので、上手いことハマればいいのだが、時には手痛いダメージをもらうこともある。LPLPは試合の中で何回も出す技なので、ここの精度を上げればもうちっと試合運びも上手くなれると思う。

ということでまだ頑張りたいと思う。

ではまた。


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