CEREAL TALK(シリアルトーク)

『CEREAL TALK』は、米国の次世代ブランドやニューラグジュアリー、リテールテックにフォーカスしたニュースレターを毎週月曜の朝に配信しています。noteではニュースレターで紹介したトピックや海外事例を紹介していきます。

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  • Shopifyアプリ研究

    Shopifyアプリを中心に、D2CやEコマース事業者に役立つサービス/アプリの情報をお届けしていきます。

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    毎週月曜日の朝にお届けしているリテール関連のニュースレターの一部を抜粋して公開しています。 ニュースレターで受け取る場合はこちらから。 https://cerealtalk.jp/

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CEREAL TALK(シリアルトーク)とは

CEREAL TALKは、毎週月曜日に米国の次世代スタートアップやリテールテックにフォーカスした情報をお届けするニュースレターです。 ▼購読はこちらから ピックアップしたニュースをもとに、編集部の視点から最近の潮流について語るPodcastも配信しています。 このnoteでは、ニュースレターで取り上げたブランドやサービスをさらに深掘りして、今アメリカで注目されているブランドやサービスの情報をいち早くお届けしていきます。 noteで取り扱うテーマCEREAL TALKで

    • Whole Foodsが予測する2025年のフードトレンドトップ10

      アメリカの人気スーパーWhole Foodsのトレンド研究機関「Whole Foods Market’s Trends Council」が、2025年のトレンド予測トップ10を発表。 CEREAL TALKのPodcastではこのトップ10のトレンドについて解説した。 Whole Foodsは健康志向やエコへの関心が高い顧客をターゲットにしているため「ヘルシー」「サスティナビリティ」系のトレンドが多いのが特徴だ。また、「予測」としているものの実質的には今後Whole Fo

      • LVMHも投資したNY発の人気ブランドAimé Leon Dore(エメ・レオン・ドーレ)が作るニュー・ラグジュアリーのプレイブック

        行列を嫌うニューヨーカーが、連日100人以上の行列を作るほどのブームを作った人気ブランド「Aimé Leon Dore(エメ・レオン・ドーレ)」。2022年にはLVMHから出資を受け、ラグジュアリーとストリートを融合させる次世代ブランドとして注目を集めている。 Aimé Leon DoreはいかにしてNYのムーブメントの中心となったのか?その背景と戦略について3つの視点から紐解いていく。 NYで生まれ育ったファウンダーならではの「NYらしさ」が体現されたブランドAimé

        • キム・カーダシアンのブランド「SKIMS」が5年で評価額6400億円まで成長したマーケティング戦略

          セレブリティが立ち上げたブランドの中でも成功例として挙げられる「SKIMS(スキムズ)」。補正下着から始まったSIKIMSはアンダーウェア、リラックスウェアへと製品の幅を広げ、オリンピックの公式アンダーウェアとしても採用されるなど着実にブランドとしての地位を固めている。 2019年にローンチしたSKIMSは2022年には5億ドル(約700億円)、2023年には7.5億ドル(約1000億円)を売り上げ、直近の評価額は40億ドル(約6400億円)まで成長した。しかもそのほとんど

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        記事

          D2Cブランドのコングロマリットを目指す「Pattern Brands」

          D2Cブランドの市場の成長は、IPOだけでなくM&Aも加速させた。百貨店や大手企業に買収されるブランドも増えた一方で、近い価値観を持つD2Cブランドのコングロマリットとして新進気鋭のブランドを買収してホールディングス化する企業も生まれた。 中でも成功例として語られるのが「Pattern Brands(パターン・ブランズ)」だ。 ▼PodcastでPattern Brandsについて解説した回はこちら 人気ブランドのローンチを手がけるエージェンシーからD2Cブランドのコン

          D2Cブランドのコングロマリットを目指す「Pattern Brands」

          【海外トレンドレポート】 2024年上半期を振り返る4つのトレンド(ニュース・調達情報まとめ付き)

          ニュースレターとPodcastを通してリテール系の海外ニュースを発信しているCEREAL TALKでは、6/26に2024年の上半期を振り返るイベントを開催しました。 イベントでは毎週ピックアップしているニュースや調達関連の動きも振り返りつつ、メンバー4人それぞれの視点から上半期の注目トレンドを解説。 このnoteでは、CEREAL TALKメンバーの注目トレンドのセクションを一部抜粋して紹介します。 ①ソーシャルコマースの本命現る?成功の背景と今後の課題(リテールフュ

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          【海外トレンドレポート】 2024年上半期を振り返る4つのトレンド(ニュース・調達情報まとめ付き)

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          ファッション・コスメブランドのパリオリンピックに向けたマーケティングキャンペーン

          7月26日、パリオリンピック2024が開幕した。今回の五輪ではプレミアムパートナーを務めたLVMHをはじめとしたファッションやコスメブランドのスポンサードやキャンペーンを行い話題となっている。 従来のスポーツブランドや飲料ブランドだけでなく、アパレル・コスメがスポーツイベントで効果を発揮するためのキャンペーンについて4つの事例を紹介する。 聖火ランナーのルートに合わせてポップアップを開催:SephoraLVMH傘下のSephoraは聖火リレーのスポンサーとなり、「Beau

          ファッション・コスメブランドのパリオリンピックに向けたマーケティングキャンペーン

          梱包・発送業務の "Uber化"で配送のリードタイムを削減する「Packsmith」

          ECが発展するにつれて顕在化した物流問題。特にアメリカは国土が広いぶん配送にも時間がかかり、なかでも「ラストワンマイル」の問題はブランドが長年頭を悩ませてきた課題のひとつだ。 そんな中、フルフィルメント業務を分散化することで配送のリードタイムを削減するサービスとして注目されているのが「Packsmith(パックスミス)」だ。 Packsmithは、梱包・発送業務を担うギグワーカーのネットワークを構築し、分散化されたフルフィルメントサービスを提供している。 従来の物流シス

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          創業2年で売上2,500万ドルに。「Jolie」の成長をドライブさせたサブスクミックスの販売戦略

          D2Cブームで生まれたブランドがExitし、その創業者が過去の反省を踏まえた次世代ブランドを立ち上げ、成功する事例が増えてきている。 その代表格が、2021年にローンチしたシャワーヘッドブランドの「Jolie(ジョリー)」だ。ローンチ初年度には400万ドル、二年目には2500万ドルを超える売上を達成し、二期連続で黒字化しつつ急成長を遂げている。 JolieのCEOであるRyan Babenzienは、デジタルネイティブブランドとして売上1300万ドルまで成長したスニーカー

          創業2年で売上2,500万ドルに。「Jolie」の成長をドライブさせたサブスクミックスの販売戦略

          LA発の高級スーパー「Erewhon(エレウォン)」が流行の発信地になるまで

          今、アメリカで一番ホットなお店のひとつとして注目を集めているのがオーガニックやマクロビオティックの食品を扱う高級スーパー「Erewhon(エレウォン)」だ。 特に話題を集めているのがセレブとコラボした期間限定スムージーで、ヘイリー・ビーバーとのコラボスムージーは年間で1億ドルもの売り上げを叩き出した。 エレウォンのセレブとのコラボスムージーは一杯22ドルで、そのうち1ドルがセレブへ、2ドルが寄付に回される仕組みとなっている。今ではエレウォンでコラボスムージーを出すのがセレ

          LA発の高級スーパー「Erewhon(エレウォン)」が流行の発信地になるまで

          調達なしで売上2億ドルの人気ブランドへ。徹底した利益視点で黒字化を続ける「True Classic」に見るD2Cの新潮流

          D2Cのビジネスモデルはもはや一般化し、差別化のために実店舗への卸を始めるブランドも増えたことで、もはや「D2C(ダイレクト・トゥー・コンシューマー)」という言葉も形骸化しつつある。また上場した先行ブランドたちも成長が頭打ちになっていることから、D2Cブランドへの投資も減少傾向が続いてきた。 そんな中で立ち上げから4年で2億ドル超の売り上げを叩き出し、今注目を集めているのが、メンズウェアのD2Cブランド「True Classic(トゥルー・クラシック)」だ。 True C

          調達なしで売上2億ドルの人気ブランドへ。徹底した利益視点で黒字化を続ける「True Classic」に見るD2Cの新潮流

          まるで人間のような自然なやりとりを実現する「Siena AI」は、ブランドのカスタマーサポートをどう変えていくか?

          Chat GPTをはじめ、人間と遜色ないレベルの文章をあっというまにアウトプットできるAIが現れたことで、これまでの雑務的な文章作成のあり方が変化しようとしている。 そんななか、リテール分野で注目されているのが、まるで人間の担当者が応対しているかのような自然なやりとりを実現する「Siena(シエナ)」だ。 AIのトレーニングにより、人間と遜色ない返信が可能にSienaの一番のポイントは、AIとは思えない自然なやりとりが行える点にある。上記の旧来のチャットbotとSiena

          まるで人間のような自然なやりとりを実現する「Siena AI」は、ブランドのカスタマーサポートをどう変えていくか?

          消費行動を激変させる?「Spatial Commerce(空間コマース)」の可能性

          CEREAL TALKでは、毎週月曜日に米国の次世代スタートアップやリテールテックにフォーカスした情報をお届けしています。 ニュースレターで受け取る場合はこちらから。 2023年9月19日配信 Vol.132より BriefingShopifyのプレジデントであるHarley FinkelsteinをはじめとするShopifyのメンバーが、ARやVR、Apple Vision Proといったテクノロジーを使って3Dのバーチャル空間で買い物体験を創出する「Spatial C

          消費行動を激変させる?「Spatial Commerce(空間コマース)」の可能性

          ソフトウェア利用料の高騰をD2Cブランドたちはどう乗り切っているのか?

          CEREAL TALKでは、毎週月曜日に米国の次世代スタートアップやリテールテックにフォーカスした情報をお届けしています。 ニュースレターで受け取る場合はこちらから。 2023年9月11日配信 Vol.131より BriefingShopifyアプリをはじめとするSaaSの利用料金が値上がりを続けている。4月にはShopifyがBasicプランの月額利用料を29ドルから39ドルに、Advancedプランは299ドルから399ドルへと値上げした。昨年の9月にはKlaviyo

          ソフトウェア利用料の高騰をD2Cブランドたちはどう乗り切っているのか?

          InstacartとKlaviyoの2社が上場申請

          CEREAL TALKでは、毎週月曜日に米国の次世代スタートアップやリテールテックにフォーカスした情報をお届けしています。 ニュースレターで受け取る場合はこちらから。 2023年9月4日配信 Vol.129より Briefingグローサリーの即時配達サービス・Instacartと、マーケティングオートメーションツール・Klaviyoがそれぞれ上場申請に向けて準備をしていることがわかった。2社の上場が実現すれば、2021年以来の大型上場となる。 4月に報じられた情報による

          InstacartとKlaviyoの2社が上場申請

          Shopifyの成長戦略におけるShop Payの重要性

          日本でも急成長を遂げているShopifyだが、実はその売上の半分以上は、独自の決済システムである「Shop Pay」が稼ぎ出している。 2023年6月にはShopifyを利用していないマーチャントでも自社ECにShop Payを導入できるように利用範囲を拡大したり、Shop Payで決済をすると買い物額の1%をポイントバックするリワードプログラム「Shop Cash」を発表したりと、Shop Payの利用拡大に力を入れている。 ECプラットフォームとして成長してきたSho

          Shopifyの成長戦略におけるShop Payの重要性