庭のくすり箱
ステロイド療法から東洋医学への切り替えと自然療法で、ステロイドオフになった経緯をつらつら書き綴ります。東洋医学の知識、こころの在り方などがキーワードです。
庭のくすり箱の記事のなかで、東洋医学にたどり着くまでの目隠しマラソンのようなアトピー治療奔走の記録記事をまとめました。
個人的な話ですが、私は31歳でアトピーと向き合うことを決意して関西から九州に居を移しました。 引っ越してから徐々に、30年以上お付き合いしていたステロイドとお別れ出来ました。 それでも浮き沈みは続き、色々と試すなかで、鍼灸と出会いました。 その治療院では、漢法医学に基づき、鍼灸と食の指導、漢方薬を組み合わせて治療をしていました。 風邪や突発的な関節の痛みから、癌や神経痛、アトピー等慢性的な悩みを抱えて通う方もたくさん居られます。 私は2022年4月に治療院に通い始め、鍼
現代医学によるアトピー治療入院を卒業して丸2年が経つころ、 ステロイドでvery strongクラスに入る塗布薬が効かなくなりました。 退院後に波はあったものの、大きな波にはならずに済んでいたのが、 入院前のような大きな波乱になる予感がしていました。 そんな時に、鍼灸師さんとの出会いをきっかけに、奈良の鍼灸院に通うことを決めました。 まず予約をする際、問診に1時間かかりますと説明を受けました。 まさかぁ、多めに言ってるでしょと思っていました。 実際に行くと問診に1時間半
現代医学の最先端(当時)の、アトピー入院治療を受けて、退院した半年後。 入院直前のように3日3晩痒くて眠れない、といった事は起きないものの、 相変わらずアトピーによる痒み、炎症、浸出液の止まらない皮膚に悩んでいました。 入院していた病院の医師と、私の主治医が大学の先輩と後輩関係ということもあって、両院で連携をとって処方がされていました。 退院して約半年後の処方内容 シクロスポリンカプセル(内服薬)25㎎ 夕食前 ・・免疫抑制剤 ザイザル錠(内服薬)5㎎ 寝る前のみ ・・抗
これまで、社会人になって悪化したアトピーの奮闘記を細切れに書いてきました。 アトピー奮闘記①序盤|庭のくすり箱 (note.com) アトピー奮闘記②試行錯誤|庭のくすり箱 (note.com) アトピー奮闘記③脱ステ敗北|庭のくすり箱 (note.com) アトピー奮闘記④入院決定|庭のくすり箱 (note.com) アトピー奮闘記⑤入院生活|庭のくすり箱 (note.com) 全部の種類を網羅したと思ってしまうくらい、たくさんのステロイド外用薬を試してみたり、自己判断
白色ワセリンとヒルドイドって使い分けに困るけど、白色ワセリンは肌にバリアを張る効果がある、ヒルドイドは肌に水分を与える効果がある、という違いがあります。
2017年のアトピー入院中に、アトピーについて学ぶ講座を受けました。 そこで学んだことを記録します。 アトピーの因子 アトピー因子は、環境因子と遺伝的因子に分けられる。 遺伝的因子はさらに2つに分けられる。 ①皮膚の素質(乾燥しやすい・バリア機能が弱い) ②アレルギー体質(元々IgEが高い・炎症を起こしやすい・炎症が長引く) なんのこっちゃ、なのですが。 乾燥しやすい、というのは冬の乾燥を経験していれば分かりやすいと思う。 バリア機能が弱いとは、皮膚の角層(=バリア機能
2017年にアトピー性皮膚炎で入院した。 目的は正しい外用薬の塗り方や生活の送り方を身につけたり、ストレスを減らして、半ば強制的に規則正しい生活を送ること(病院の説明に私の主観を盛り込んでいます)。 入院患者向けに開かれていた講座で学んだことを記録する。 軟膏を塗る前のスキンケア ・皮脂の汚れや古い軟膏を取り除く前に、お風呂かシャワーで、石鹸またはボディソープを十分に泡立てて手でやさしく洗う。 ・お風呂に入れない時は、ぬるい濡れタオルで押さえるように拭き取る。 ・入浴後の
社会人になりアトピー症状が悪化した年の8月、咳が止まらなくなる咳ぜんそくを発症した。 1日中咳が止まらないのを自覚してすぐに、近所の内科を受診した。 ムコダイン(痰を取る薬)・レボフロキサシン(抗生剤)・ノイチーム(痰を取る薬)ブルフェン(解熱鎮痛剤)・メジコンシロップ(咳をおさえる薬)を処方され1週間内服したけど全く効かない。 アトピー治療の為に通っていた、アレルギーに強いA診療所で漢方薬を処方してもらった。その間、アトピーのための内服はストップした。 柴胡桂枝湯(さ
アトピー治療中、担当の医師から入院をすすめられた。 ステロイドのなかでも強めの薬を使っても効かなくなり、これ以上強い薬が出せないから、と言われたけど。 私のメンタル面が落ち込んでコンプライアンス低下(本来の意味は、医師から処方された医療品を、患者が用法・用量を守って服用すること)しているから、根性治してしてきなさいってことだったのだと思う。 その記録も書いてみよう。 入院1日目 朝10時 入浴後、薬剤塗布 まず全身にアンテベート軟膏(保湿剤) 症状のあるところにダイアコート
TARC検査はアトピー性皮膚炎の重症度をはかるための血液検査です。炎症が強ければ強いほど、血液中のTARCの増加がみられ値が上昇します。逆に炎症が落ち着くと値が低下します。健康保険適用、1週間ほどで結果が出る。
2017年春 痒くて眠れない日というのは時々あったけど、4月に入って手や顔、背中の症状が悪化し、一睡もできない。 ウトウトしかけると、強いかゆみに振り起こされた。何十回も。 そんな日が3日続いて、夜中にめまいが止まらなくなった。 メニエール疑いと診断されて、内服もしばらく続けた。 なんだか悪戦苦闘する日々に疲れていたし、悲しかった。 心の状態の不調を自覚していた。 通院はしていたけど、薬を塗っても塗っても改善しなかった。 定期処方されていた内容 ロラタンジンOD(内服・抗ヒ
2016年2月の処方(B皮膚科クリニック) フェキソフェナジン塩酸塩錠60㎎ ツムラ桂枝茯苓丸顆粒 アンテベート軟膏0.05%とヒルドイドソフト軟膏0.3%の混合→体の湿疹用 顔用の軟膏は余っていたので処方なし。 1月の処方から徐々に改善して、3日に1回まで塗る回数が減った。 2016年5月の処方 ロラタジンOD錠10㎎ フェノール亜鉛華リニメントとレスタミンコーワクリーム→背中の湿疹用 アンテベート軟膏0.05%とヒルドイドソフト軟膏0.3%の混合→体の湿疹用 ビーソフ
希釈について ワセリンやプラスチベースという、その軟膏に合わせた基材を混ぜることでステロイドを希釈することがよくあります。 奮闘記②で書いた希釈は、ビーソフテンクリームを混ぜることで希釈しています。 ちなみにクリームと軟膏の正確な定義はないそうです。
2014年7月の処方 ツムラ補中益気湯顆粒 マイザー軟膏0.05%→指の湿疹用 リドメックスコーワ軟膏0.3%→顔の湿疹用 テクスメテンとヒルドイドソフト軟膏の混合→体の湿疹用 ビーソフテンクリーム0.3%→顔と手の保湿用 症状メモがないのですが、湿度と温度が上がったせいか水泡状の湿疹が手に増えたのを覚えています。 顔の湿疹用の軟膏がロコイドからリドメックスに変更されているのは、ロコイドの効果が薄くなってきて、別の物を試したのかな。 塗っているとだんだん効果が感じられなくな
2012年の処方(A診療所) アレグラ錠28日分 リドメックコーワ軟膏0.3%→顔用 リドメックコーワローション0.3%→顔用 ザーネ軟膏0.5%とマイザー軟膏0.5%の混合→体用 2012年に地元の役場で働き始め、4月はあまり症状がなかったのが一気に症状が進んだ。慌てて地元でアトピー治療で有名な診療所へ。 色んな症状の人がいて衝撃を受けた。 2013年の処方(A診療所) アレグラ錠60㎎ シナール配合顆粒 テラ・コートリル軟膏→体用 ネリゾナユニバーサルクリーム0.1%
https://note.com/cera_alba/n/n9d98bf1be21d 6月にひいた風邪は、最後に麦門冬湯を5日間飲んできれいに治りました。 風邪をひいても1~2週間で治るのは普通のことだけど、こじらせないための工夫はやって意味があるなと思います。