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🚄みんな東京から出てけばええのに🚄

毎年帰省の時期になるとマスコミの「東京から帰省する人」の話題が頻出します。
今年は新幹線のぞみ号は全車指定席となり、指定席は争奪戦となったようですね。

言うて当日の指定席は取れるっちゃ取れますが


のぞみ65号で東京⇒姫路はギリ取れる

一方、高速道路は高速道路で渋滞します。
なので東京からの下り便は夜行バスでも遅延が当たり前になり、ひかり、こだま自由席と比べて「座れるだけマシ」程度のものにしかなりません。
平日も満員電車で大変なのに、何が楽しゅうてこんな帰省をするのか意味がわかりません。


🚄東京「に」帰省するのはとても快適

年末年始の帰省ラッシュ報道を見る度に思います。
「みんな東京から出て行けばええのんになぁ…」と。

こんな言い方やと「ならお前が実践して見せろ!」と怒られそうですが、私は既に実践しておりますのでね…。
私は今神戸に住んでいますし、私自身が東京「に」帰省する人間なんでね。

正確には埼玉なんですが、私の母(私は母子家庭育ちです)も倅が遠く離れた関西に行くとは思いもよらなかったでしょう。
まぁこうなったのも昭和59年までの国籍法がいけないのですが(国籍法は昭和59年まで完全父性主義だった)友人も関西に集中していることもあって、人生の後半生は関西で過ごすことにしたわけです。

では姫路から東京「に」帰省する便を見てみましょう。

姫路⇒東京の帰省は余裕余裕
流石に窓側は殆ど空は無いけど席は取れる

姫路って普段、のぞみ号は滅多に止まらないのですが、年末年始臨時ダイヤのおかげで姫路停車の便が多くあります。
東京⇒姫路への帰省に比べ、姫路⇒東京への帰省はかなり楽であることは確かです。
因みに私は新幹線駅も最寄り駅として使えるので、新神戸から乗りますが。

なお、のぞみ号については普段からそれ相当に本数が多いので、東京からの帰省もこの程度で済みます。
一方、東北・山形・秋田・北陸新幹線はこうも行きません。
それ相当に大変な帰省になるでしょうし、本当に争奪戦になると思います。

のぞみ号に関しては全車指定席にしたのが正解やったんやろうなと思う反面で、今後は自由席が廃止されるかも知れませんね。

🚅東京以外にだって仕事はたくさんある

少なくとも「ホワイトカラーに拘らなければ」東京以外にも仕事は多くあります。
私が就職した時の20年前は「大阪は仕事あらへん」と言って上京してくるフリーターがいたものでした。
しかし、20年前と今は違います

少子高齢化が進んだことと、職務が細分化されたことで、今や地方都市でも人手不足が慢性化しています。
大阪の有効求人倍率は1.1。
仙台の有効求人倍率は1.3。
金沢の有効求人倍率は1.6。
地方でも県庁所在地は仕事がたくさんあるんですね。

まぁ関西は兵庫に関しては元気ない(求人少ない)んですけどね…。
平日は満員電車に耐え、お盆や年末年始は帰省ラッシュに耐えるなら、東京から出ていくって言うのは良い選択かと思いますよ。
ちなみに関西は食べ物が美味しいので千葉県~静岡県の出身者には御勧めです。
まぁ長野県とかが出身の人は、年末年始でワイドビューしなの号が取れるかどうかの心配が出てくるので、万人に勧めるわけではないですが。

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センチュリー・大橋
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