サーバーラック機器の固定に欠かせない「サポートアングル」とは?
みなさんこんにちは!
noteの製品記事を担当している、かみ😎 です。
突然ですが、みなさんはサーバーラックに機器を安定して設置する方法をご存知ですか?
IT機器を運用する現場では、サーバーやストレージ、ネットワーク機器など、さまざまなデバイスがラックに収納されます。これらの機器を効率的かつ安全に設置するために欠かせないのが「サポートアングル」と呼ばれる製品です✨️
この記事では、サポートアングルの基本的な役割や用途を解説し、サーバーラックを導入・運用する際にサポートアングルがどのように役立つのかをご紹介します!
「サーバーラックって何?」という方は、ぜひこの記事を先に読んでみてください!意外と身近なサーバーラックについて知ることができます☺️
1. サポートアングルってなに? 基本的な役割を解説!
サポートアングルは、サーバーラック内でIT機器を安全かつ効率的に設置するために使用されます。
通常、サーバーラックのマウントレールにある横穴を使いネジで取付けます。さらに、サポートアングルの穴にバンドを通し機器を固定することで、振動や地震による機器の移動・落下を防止できます。
また、前面固定のみの機器の垂れ下がりを防ぐほか、単体でマウントレールに固定できない機器も、サポートアングルと棚板を併用することでサーバーラック内に設置することが可能です。
2. サポートアングルってどこで使われるの?
次はサポートアングルが活用される現場をご紹介します。
意外と身近な場所で使われているかも・・・?😯
・データセンター
サーバーラック内にサーバーやストレージ機器を設置するために、
サポートアングルが使用されます。
・基地局やネットワークセンター
ネットワークスイッチやルーターなどの通信機器を効率よく設置するため
にサポートアングルが使用されます。
・企業のサーバールーム
中小企業のネットワーク機器やUPS(無停電電源装置)を設置するために
サポートアングルが使用されます。
・工場や研究施設
制御装置や計測機器を設置する際に、安定性を確保する目的で
サポートアングルが使用されます。
3. サポートアングルの種類と選び方
サポートアングルには様々な種類があり、用途やラックの仕様に応じて
選ぶことが重要です。
ここでは、サポートアングルの種類と選定のポイントをご説明します💡
<サポートアングルの種類>
・固定式サポートアングル
サーバーラックの各マウントピッチに合わせて専用で設計された、
一般的なアングルです。
・伸縮式サポートアングル
奥行き方向の伸縮調整が可能で、様々な寸法のマウントピッチ
(前後の取付穴間隔)に柔軟に対応できます。
<サポートアングルの選び方>
1. ラックとの適合
実は、サポートアングルは適合するラックが決まっている製品が多いん
です。そのため、各種メーカーのHPやカタログを確認し、ご使用のラック
のマウントピッチ(前後の取付穴間隔)に適合する製品を選びましょう。
「じゃあ、ラックを新調したらアングルも買い替えないといけないの?」
と疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
中にはラックのメーカーが不明で適合するアングルがわからない場合や、
中古サーバーを購入した際に純正のサポートアングルが付属していない
場合もあります。
そんな時に便利なのが「伸縮式サポートアングル」です。
センターピアの伸縮式サポートアングル「LAM-K」は、500~850mmの
広範囲で無段階で伸縮できるため、他社製のサーバーラックや、
様々なマウントピッチに対して汎用的にお使いいただけます!
詳細⇒https://www.centerpeer.net/product/rackoption/angle/4346/
2. 耐荷重
搭載する機器の重量により、アングルの耐荷重を確認しましょう。
耐荷重が合わない機器を搭載してしまうと、アングルの破損や変形、
最悪の場合は機器の脱落につながります。
センターピアでは中量用(50kg)・重量用(100kg)・特重量用(150kg)と
3種類の耐荷重タイプをご用意しており、搭載機器に合わせて最適な
アングルをお選びいただけます☺️
詳細⇒https://www.centerpeer.net/product/rackoption/angle/4336/
4. まとめ
サポートアングルは機器を安定して固定し、安全性と作業効率を向上させる重要な製品です。今回の記事で「サポートアングルってこんな役割・種類があったんだ!」と知っていただけたら嬉しいです✨️
次回の記事では、当社の伸縮L型サポートアングル「LAM-K」の具体的な仕様や取付け方法、お客様の声をご紹介しますのでお楽しみに!✨️