もはや何なのか分からないピエロデュオClown Core
「Clown Core」という世にも恐ろしいデュオがいる。俺がClown Coreの音楽に初めて出会ったのは3年ほど前にTwitterでネットサーフィンをしていた時だ。
その当時ハードコアテクノという音楽ジャンルに関心があった自分は、その関連コンテンツだと思い試聴を始めた。この砂嵐のあと映し出されたのは、
何だ。
何なんだこれは。
何だこの格好は。
何だこの楽器編成は。
何なんだこの場所は。
まず、場所だ。まさかの仮設トイレの中。
次に、編成だ。ボーカルと思わしき男はサックスを持ってるし、こんな狭い空間にキーボードもやたら置かれている。
おそらく、格好からして、今から流れるのはメタルか、ハードコアパンクあたりの何か………。
にしても、サックス?
演奏が始まる。
いや、何だこれ。
マジで何だこれ。
予想通りメタルで来た。厳密にはファンクメタルというらしい。かと思えばデスボイス、スムーズジャズ、キーボードからかき鳴らされるエレクトロベース、とにかく様々なジャンルを貪欲に取り入れている。そしてこれらを淡々とこなす奏者のハンパない技量と、最悪のMV………俺は笑うしか無かった。
全ての要素がしっかり練られていて、抜かりのないデュオだと思った。
フリーキーすぎるパフォーマンスの割に高い音楽性と技量も自分にとってはツボだ。
気になる人は是非Clown Coreで調べてみて欲しい。ドギツメのもあるので視聴には注意して下さい。
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