神さまの力で戦ったギデオン
成功体験・・・・、自分が努力したから？本当にそうでしょうか？
教会学校では、今週も、旧約聖書をともに読んでいます。
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今日の聖書の箇所は、士師記７：1～１７。
ギデオンさんが、イスラエルの民をミディアン人から救い出すために戦うときの話です。
ギデオンは神さまに、戦いのリーダーを任されましたが、自信がありません。大勢、人を集めました。
その数、３２，０００人。
神さまは、「多すぎるので、戦いが怖いという人は、みんな帰らせなさい」と言われ、だいぶ減りました。
その数、１０，０００人。
神さまは、「これでもまだ多すぎる。」と、兵士だちを水辺に連れていかせました。水辺に膝をついて直接口をつけて飲んだ兵士は除いて、手ですくって飲んだ兵士だけにしなさいと。
その数、３００人。
自分たちの力で勝ったのではなく、神の力で勝ったとわかるようにと。
人々は、少ない人数で、若いギデオンが率いて勝つはずがないと思っていました。しかし、勝ちました。
驚いた人たちは、どうやって戦ったのか兵士たちに聞きました。
なんと、武器ではなく、「角笛、水がめ、たいまつ」をもって、寝静まったミディアン人を取り囲み、一斉に大きな音を立てたのです。
驚いたミディアン人は、互いに殺し合い、逃げてしまいました。
こうして、武器をもたずに、神の力と知恵で勝つことができたのです。
人々は、ギデオンに指導者になれ、王になれと、すすめます。
しかし、ギデオンは、「わたしは主の戦の道具のひとつにすぎません」と断りました。
「わたしたちイスラエルを導いてくださるのは、アブラハム、イサク、ヤコブの神、お一人です。」
主を忘れ、主に背く、イスラエルの民に、主は繰り返し、いろんな人を用いて、助け、イスラエルをおさめてくださいました。
とうとう神さまは、まことの救い主、まことの王である、イエスキリストをわたしたちに送ってくださいました。
主イエスキリストが、いつもわたしたちと共にいてくださる恵みを感謝します。
天の父なる神さま
あなたは、武器をもって戦うことをなさらず、あなたを信じて従う戦いかたを教えてくださいました。
繰り返しあなたを忘れ、あなたを悲しませるわたしたちに、あなたは独り子イエスさまをお与えくださいました。
イエスさまの十字架の苦しみと、よみがえりによって、わたしたちは救いへと招かれています、感謝します。
小さく心が弱いわたしたちを、神さまどうぞ用いてください。
世界中の人々が、武器を持って戦うことをやめ、お互いに助け合い、愛し合うことができますように、
主イエスキリストの御名によってお祈りいたします。アーメン