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主なる神さまの選ぶ王さま

わたしたちが王さまを選ぶとすると、見た目カッコイイとか、ガタイが良くて強そうとか、そんな人を選んでしまいそうですね。
神さまの選ぶ王さまはどんな方でしょうか?

まずは、今日の聖書の箇所 サムエル記上16:4~13を読んでみましょう。

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6サムエルはエリアブに目を留め、彼こそ主の前に油を注がれる者だ、と思った。7しかし、主はサムエルに言われた。
「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」

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預言者サムエルは、王さまになる人を探していました。
エッサイの息子たちを順番に見ましたが、主なる神さまがお選びになったのは、意外なことに、末っ子のダビデだったのです。
お兄さんたちと違って、羊の番をしていたダビデが呼ばれたとき、主が言われました。
「立って彼に油を注ぎなさい。これがその人だ」
その日以来、主の霊が激しくダビデに下るようになったのです。
主なる神さまが選ばれた王、ダビデ。
人間には、見えない、わからない、神さまの選びがあります。

ダビデは、神さまを礼拝して、神さまの御心に従う王さまでした。
大きな間違いを起こしたときには、しっかり神さまにゆるしを求め、お祈りしました。神さまの言葉に従おうとするダビデを、神さまは祝福しました。

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そのダビデが亡くなって、イスラエルの民は、神さまのことを忘れて、神さまを悲しませることをしました。
そして、本物の王さま、ダビデの子・主イエスがお生まれになります。

イエスさまは、神さまの御心が行われますようにと祈って、神さまの御心に従えないわたしたちをゆるすために、十字架につけられ、死ぬ最後までまっすぐ歩まれました。十字架で亡くなられるイエスさまは、人間の目には王さまに見えないお姿でした。でも、神さまがお選びになる、本当の王さま、わたしたちを救って下さるお方は、主イエスです。

十字架のイエスさまのお姿は、人間の目には、悲惨な姿に見えるでしょう。
神さまの御心を行うイエスさまの姿を見ると、わたしたちは神さまのことをさんびしたくなります。そして、お祈りしたくなります。
神さまをまっすぐに見て、御心に従おうとする姿を、神さまは美しいとおっしゃいます。

教会の近所のコスモス

天の父なる神さま
わたしたちの目には神さまのなさることは不思議で、わからないときがあります。神さまはいつも、わたしたちが神さまの子どもとして歩めるように、健やかに希望を持って生きることができるように、導いて、語りかけてくださいます。神さまどうか一緒にいてください。
イエスさまのお名前によって、お祈りします。