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24/09/23 ひきこもれ、読みまくれ

今年に入ってから、月1回程度。「インプット奴隷合宿」なるものを続けている。「ゆる言語学ラジオ」で知って以降、自分も真似ている習慣だ。

(でも「奴隷」という言い方は気に入っていないので何か他の言い方がほしい)

何をするかって、ただ引きこもって本を読むだけなのだけれど。

自分の場合は、おおよそ3日間確保してひたすら本を読む。そうでもしないと、正直なかなか本を読む時間がとれないからね。読むの遅いんだわ。3連休があれば、そこを使うことにしている。

週末の予定を聞かれた際に、「本を読む」と答えると「暇」の意にとらえられることがあるのだが、いや本読むっつってんだろと思う。でも本を読むって、暇なときにしかやらないのが普通の認識なんだろうな。たしかに、忙しいと後回しにしてしまうもんな。

そこで、合宿ですよ。

合宿と呼んでいるが、開催地は自宅。いや本当は旅先とかでやりたいんですよ? そして独り。インプット以外のことにできるだけ労力を割かぬよう、家事も最低限しかしないルールだ。美味いお茶とか淹れるとなおよし。お酒を飲みながらもよし。

9月は、21日22日23日を合宿にあてた。2泊3日だ。自宅だけど。

用意したお菓子:円天果の月餅、シャインマスカット
用意したお茶:ジークレフのルフナ、カングラ


読んだ本:以下。

『科学者18人にお尋ねします。宇宙には誰かいますか?』

「アストロバイオロジー」なる分野の話。元々、ワンテーマで様々な人に話を聞きに行く立て付けの本が好きなのでとても楽しめた。宇宙の話は理系分野の研究というイメージがあったのだが、「本当に宇宙人がいてコンタクトをとるなら、文化人類学の領域になる」といった話も出てくる(アツい!)。宇宙を知ろうと思うと学際的な研究になるのだなぁ。

『パーティーが終わって、中年が始まる』

SNSでちょくちょく見かけたので読んでみた。まさに自分のような年齢の話の気がしている。私もデフレで育ったので、チェーン店にこそ唯一無二の思い出がある気がするのはわかる。


『現代思想2024年6月号 〈友情〉の現在』

恋人でも先輩後輩でも家族でも会社のつながりでもその他地縁血縁でもない人が全員「ともだち」しか名称がないのは、ともだち背負わされるものデカすぎだろって話から始まる(社会学部卒はこういう話が大好物)。人生で初めて「ほんそれ」って言っちゃった。面白すぎたので、読もうと思ったまま放置してた「現代思想2021年9月号 〈恋愛〉の現在」も注文しちゃった。


「カササギ殺人事件」

長ぇ〜〜〜〜!って思ったけど上下巻に分かれている意味がある構成でよかった。下巻を読み始めて最初は、え?もしかして上下巻じゃなくて上中下巻か?途中飛ばしちゃった???と一瞬思う。

よかったこと:
初めて鳥貴族で飲みながら読書をした。結構捗るし、楽しい。この日の日記で書いた。

課題:
本を読むときの正しい姿勢が未だに見つからない。肩が痛い。

次やりたいこと:
他人と同時にインプット奴隷合宿がやりたい。日中は各々本を読み、夜だけ飲みながら「自分はこんな本を読んだよ〜」と喋る。リモートでもいい。楽しそう。

来月の日程を決めていないので早く決めないと。もう9月が終わり、10月になるという事実に驚くばかりだ。

積読タワーは合宿で少し減らせるが、なぜだか減らした分、すぐ次が増えるものである。タワーにすき間が空いたら、すき間を埋めなきゃ(本を買わなきゃ)と、勘違いしているフシがある。

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