【芸術な世界】君はどう生きるか
以前、人間は今まで築き上げてきた広範な知見の全てを理解することは不可能であること、そして命題を証明する上でその根拠の説明を完全に行うことは不可能であることから論文を記述することは無限の循環の最中にあるということを示した文章を書いたことがあります。
不確定性原理の存在から過去、未来のことを推測する必要が論理的にはないことがわかると思いますが、それ以前に現在の目の前で起きている現象すらも我々には説明のしようがありません。
いわば現代に生きる我々は自然科学的に盲目状態なのです。