在宅環境デスク周り整備記録2021
皆さんこんにちは、きたかわです。
コロナが全国的に広まり、Work from Homeができる方であれば多かれ少なかれこの1年考えてきたであろう在宅環境、特にデスク周りの整備記録を残したいと思います。
私も御多分に洩れず、在宅環境に悩んできた1人です。すでにフリーランスとして独立していたものの、当初はクライアント先のオフィスを渡り歩かせていただいることが多く、在宅環境が整っているとは言えませんでした。
デスクはないしずっと床座の生活、結局在宅が始まって1ヶ月が経過した頃には腰をやってしまい座るのもままならないほどに。接骨院→整体→今ではカイロに通って腰痛や首の治療を続けています。
思い返せばバスケやらサーフィンやら、反り腰でもあって… これまでちゃんとしたケアもしないままコロナになって腰にトドメが刺されたのでしょう。最初の2、3ヶ月はどうしても腰痛がおさまらず。最初の病院で真っ先に指摘されたのがデスク周り。最初は床座の生活は腰に負担がかかるのでやめなさいということで、前置きが長くなりましたがこうして私のデスク周り整備の旅が始まりました。
3月末ーとりあえずデスクとチェアを買ってみた
昇降デスクと迷ったものの、狭い部屋の限られたスペースに収まるサイズ感と色味でこちらのデスクを購入しました。
チェアは同時期に7,000円弱のものを購入して今でも使っていますが、とても座りづらく買い替えを検討しているので紹介しません。デスクも昇降デスクは1年経過した今でも購入を迷うのですが、サイズと引き出しの中身(後程紹介します)の整理するスペースとの兼ね合いで今のところ買い替えには至っていません。
4月上旬ー殺風景なのでちょっと花を飾りだした
デスクを買ってから、目の前の白壁が目立つように。もともとお花も好きだったので飾り始めるようになりました。
左に写っているのはiPad用のスタンド。デュアルディスプレイ的にごくたまにiPadは利用していましたが、まだまだ12インチのMacBook1台で仕事をしていました。
5月ーWindowsを買う
5月になるとMacBook1台だけではさすがに目も肩も疲れるということでWindowsの一体型PCを購入しました。デュアルディスプレイもここで実現。確定申告サイトもWindows、IEベースで作られているので必要だろうと思い購入してみました。
購入したのはDELLのInspiron23.8インチ。この時はまだMacBookの買い替えも検討しておらず、CPUと画面の大きさで選んだ気がします。
そして4月下旬に購入していたAJランプが届きます。
デスクがマットブラックとウォルナットなので、ランプもマットブラックにしました。ここから徐々にデスク周りの統一感が出てきます。
時にこの電球、一緒に購入していたのですがスマホで調光できるので便利です。
蛍光灯〜白熱灯の色と、光の強さを調整できます。このフロアライトがあればワンルームくらいであればかなり明るくなります。私は普段、テレカン時のライティングとして使うことが多いです。
さてここまで揃ったものの、画面の高さがどうしても合わなかったのと壊滅的にキーボードとマウスが合わなかったので悶々。6月に入ります。
6月ーゲーミングキーボードを買う。ディスプレイスタンドとスマホスタンドを自作する
ビックカメラに訪れキーボードコーナーをうろつくこと1〜2時間。リニアのゲーミングキーボードに辿り着きました。Bluetoothのほうが本来であればよかったのでしょうが… しかし好みのタッチに抗えず有線のキーボードを購入しました。
Magic Trackpad 2購入したのはロジクールのG512。跳ね返りが適度にあり、長い文章でもミスタイプが少なくなる印象です。
そしてキーボードを格納しつつ(これは実は想定していなかったんですけど)ディスプレイスタンドになってくれているのと左側のスマホスタンドは、どうしても気にいるものが海外サイトを漁ってもなかったため、ハンズに行って木材やノコギリ、ニスなども買ってきて作りました。いい感じの仕事してくれています。制作時間はニス乾燥の時間も含めたら3日くらい。端材で文庫本用の本棚も作りました。
この辺りで一旦改造は落ち着きます。7月にはMacBookをMacBook Proへ買い替えてマシンをアップグレード。これでしばらくやってみるかといった感じでした。
そして季節は冬へ。
12月ーやっぱりWindows使いづらかった… Magic Trackpad 2を購入
いや、なんとなく分かってはいたんですよ。Windows使いづらいって。Macしか勝たんって、分かっていたんですよ…
ちゃっかりMagic Trackpad 2も購入してですね、Macで仕事するわけです。それまでWindowsを立ち上げてはいても、デュアルディスプレイとしか使っていなかったんですよね。それでも画質が良くないので普段Officeを使っていてもなんとなく黄ばみが気になるし、動画も見ない。音質も普通。Office系の仕事であればマウスに持ち帰るのも手間。
これはもうWindows使っている意味ないし、ええいと床に下ろしてMacのみで仕事し始めました。デスク周りはスッキリ。
Windowsは友人に譲りました。引き取ってくれた友人に感謝🙏
ちなみにMagic Trackpad 2は黒にはしなかったです。Macは基本シルバーで揃えたい派(なぜかiPadだけブラックなのは内緒)です。
そしてこの画像、よく見るとiPad用に買っていたスタンドで無理やり高さを出しているのをお分かりいただけますでしょうか。一応13インチまで耐えうるスタンドなのですが、やはり画面の高さと安定感が欲しいということで、新しいものを購入します。
このスタンド、5,000円くらいで買いました。安定性はあったのですが、非常にアーム部分が固くて使いづらかった。足でスタンドを押さえて引っ張り上げて調整しないといけなかったので、これも紹介は控えます。それでもなんだかんだ3ヶ月くらいMac1台の環境に戻った生活を支えてくれました。
で、今度は何が不満だったのかというと、この写真には写っていないものの、普段はMacの電源コードも有線キーボードのコードも両サイドからぶら下がっている状態。提案資料などの文字調整などがとてもツラい…
ということでついに新しいモニターを探すことになりました。
1年後の4月ーデスク周りの最終形態
ということで、こちらになりました。
モニターはMSIのゲーミングモニター、31インチ。23.8インチからサイズアップするにあたって視野角が気になったのと、元々画質きれいなモニターが良いと思っていたので結果的にゲーミングモニターを買うことに決めました。
MacユーザーならMacで揃えないの? と疑問に思われる方もいるかもしれないのですが、Retinaの光沢感があまり好きでなかったのと(MacBookはさほど気にならない。多分画面の大きさの問題だと思います)、値段が単純に高い、動画制作などするわけでもないので自分にはtoo muchだと思い最初から選択肢には入れていませんでした。
モニターアームはハーマンミラー。まさか自分がかのハーマンミラーを使うとは思っていませんでしたが、実はクランプの接地面積の問題が浮上していました。
当初Amazonで検索すると上位に出てくるエルゴトロンは1万円代。ハーマンミラーは約3万5000円と、大きく価格に差が出ます。画像で分かる通り、アームが見える部分は限られているので、デザイン面をそれほど重視していませんでした。そのためエルゴトロン一択ではあったのですが、問題はデスクの引き出し。引き出しがあることでアーム設置ができる箇所の奥行きが4cmしかなかったのです。
ちなみにこれが引き出しの中身です。バックアップ用のMac、iPhone、iPad、仕事用のGoogle Pixel5などしまっています。電卓は必須。余談ですけれどAndroidも使いづらさを感じて好きじゃなく、私はこの先のガジェット、デジタルライフを一生Appleに捧げることになるだろうなと思います。
さてモニターアームの問題はポチる直前に気がつき、調べた結果エルゴトロンは設置箇所の奥行き7cmが必要でした。危なかった… それでマットブラックのアームであることを最優先に行き着いたのがハーマンミラーでした。
ハーマンミラーのアーム、とても親切で2種類のクランプが用意されています。下から挟むか、上から挟むか。直接お問い合わせもすると、4cmであれば下から挟むパターンでいけるとのこと。デザインに関しては申し分なかったので、即購入に至りました。(今回ハーマンミラーのレビューではないので省きますが、使用感もとても素敵です。)
私の場合有線のキーボードとMacBookをメインマシンで使っているので美しいモニターアームを活かしたコードレスでミニマルなデスク周りは実現できないのですが、一番需要な使い勝手は満足、80点〜90点はつけてもいいと思える環境になりました。
これで私のデスク周り整備に奔走した1年も幕を閉じます。最終的に20万ちょっとくらい? をデスク周りに投資しました。1年の間、ずっとこのデジタル環境で仕事をしたり、プライベートでも使うわけなので、本人も楽しかったし面白い投資でした。
この環境整備で自分はインダストリアル系のインテリアが好きだというのにも気づけました。写真には写っていない左側には家電製品を置いていたりお茶とかコーヒーを作るスペースがあるのですが、そちらもマットブラックとウォルナットで統一していて部屋全体の統一感も出てきた気がします。
在宅環境にお悩みの方には何かのご参考になれば、単純にインテリア好きな方は楽しんでいただけたら幸いです。
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