最近試してみたサービスを紹介・解説します。Spectrum編
はじめまして。きたかわです。
今日は新しいサービスミーハーな私が最近追加したサービスをご紹介します。
Spectrum : https://spectrum.chat/
コミュニティベースの交流プラットフォームです。使ってみて3-4日くらいですが、面白いと思っています。英語の勉強にもなるので、ちょこちょこ使い続けそうな予感です。
Spectrumの特徴は階層の分け方、機能かと思っています。どんな機能があるかというと、FacebookやTwitter、Quora、Slackなどいいとこ取りができているのかなと思います。
ログインしてからの動線に沿って機能を見ていきましょう。
左からコミュニティ、リアルタイムでアップデートされていくスレ(誰かがスレにコメントを書き込むとオレンジ枠のタイムライン上一番上に表示されるようになる)、右側はスレの内容ですね。
このUI、Slackみたいですね。ワークスペース>チャンネル>チャンネル内、みたいな。
Spectumの階層について
Spectrumの構造は
コミュニティ名>チャンネル>各スレ
となっています。
例えばFigmaのコミュニティページを見てみます。
こんな感じ。
ここを見るとちょっと、UIと機能がTwitterとQuoraを足して割った気がします。オレンジ枠を見てみると誰がスレを作ったのか、どんなスレなのか、どれくらいコメントが書き込まれているのかが分かります。自分のホーム画面からは見られなかったコミュニティ内のチャンネル一覧が出てきました。
このチャンネル一覧ですが、現段階ではまだこの機能を使ったことがありません・・・(スレの更新を見ているだけで間に合う)。アラートもついているので使い方を想像してみると、Slackのチャンネルにアラートをつけるつけない、みたいな感じでしょうか。コミュニティ内でもっと高頻度に使われることがあったら便利そうです。
Twitter、Quoraと違うところ
・今ログインしている人が分かる
・リアルタイムのチャットができる
これはFacebookやSlackっぽいです。
今ログインしている人には上記のようにアイコンがつきます(David勝手にごめん・・・)。
あったらいいかも? 機能
触ってまだ期間は経っていないですが、追加してほしいなあという機能がありました。スレにGitHubやQiitaのリンクボタンがあったらいいなと思いました。このトピックについて話しているよ、と分かるのかなと。
*これはスレのトップの説明にいれればいいのかも。pin機能はチャンネルに対してスレを固定するところにのみ採用されています。例えばGeneralチャンネルの一番上には必ず挨拶スレが表示されるようになっている、など。個人的にこのスレをpinしておくことはできないようです。
日本で使われているのか?
Spectrumは大きなコミュニティは5000人くらいの規模のものを発見していますので、全世界でユーザーは2-3万人くらいいるのでは?となんのロジックもなく勝手に類推しています。海外のサービスの話題が多いこと、言語が英語であることから日本からのユーザーはあまりいないのかと思いきや、すでにいくつかの日本語スレがありました。
Angular Japan
https://spectrum.chat/thread/0811621a-ad3f-476c-8a57-378a2679d8c9?thread=aa1ceb4f-e881-4459-b2ed-7989dd09edba
Japanで検索したところこちらのコミュニティが一番メンバー数が多いようです。
せっかくチャンネルやスレもオープンになっているコミュニティプラットフォームなので、ローカル言語でというよりは英語のほうがSpectrumを使い倒せそうです。
あるスレではSlackからの移行をするかしないか? というディスカッションを見つけました。Slackと構造が似ていますし、使い方も似ているので(さらには使い勝手もいいし)当然検討されうるツールだなと思います。固定のチームで使うのであれば言語はローカル言語でもよさそうですし(入力・表記で日本語を使っても今のところは問題がありませんでした)、チャット、ファイル共有、チャンネル使い分けなど基本的なできることはあまり変わりません。
SlackとSpectrumの違いは何かと言うと、内向きか外向きか、というポイントだと思っています。Slackは一定長期的に、所属組織にある程度コミットメントしていて、クローズドな会話をしたい、ときにはおすすめかと思います。チームが固まってきたときによりスムーズに密に会話がしやすくなるツールというイメージです。
他方SpectrumはSlackの勉強会・コミュニティに入ったときに感じる使いづらさみたいなものを解消するために使えるかと思っています。数百人になったときスレでなんとなく発言しづらいなあとか、勝手にチャンネル立てづらいなあとか。Spectrumの中にはコミュニティがたくさんあるので、Slackで言うところのワークプレースを行き来しやすく、違うコミュニティに所属しているユーザーともリアルタイムに会話することができます。それから、各ユーザーページもあるので、プロフィールを確認することができます。Slackではユーザーのプロフィールを見ることができません。コミュニティプラットフォームとして使うのであればプロフィールあったら便利ですよね。
まとめ
SpectrumはFacebook、Twitter、Quora、Slackのいいとこどり。使い方はまたまだ広がりそう。今はまだユーザーが使い込んで発展させていくフェーズ。
今回使ってみて、コミュニティの数もまだ少ないですし、必須ツールではないな、といったところです。しかし目立った使いづらさはなく、コミュニティが増えてきていろんなディスカッションが見られるようになったらもっと使うようになるんだろうなと思いました。
新しいサービスに目がない人、コミュニティツールを探している人、ぜひ使ってみてください^^
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