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夏風邪とハーブ

 夏至も過ぎ、2024年も半分が終わろうとしていますが、この梅雨独特の湿気がある中、東京の、特に子供達の間では、また風邪が流行っています💦高熱が出るというより、鼻がグズグズして、咳だけがしばらく残って長引くという、夏風邪に多いパターンの様ですが、この類の風邪は、「咳だけ止まれば問題ないのに…」と思う方もおられるのではないでしょうか?そもそも、こういった状況の時の咳は、咳止めの薬を飲んでも、ほとんど効かないのだそう。咳というのは、体の中に、何か出したい病原菌や痰などがある事から来る身体的反応で、それを薬で無理やり止めるというのは良し悪し、という医学的見地もあるそうですから、今回の「メル知恵」では、かなり効果が期待でき、科学的にも立証されている「おばあちゃんの知恵袋」的な自然療法を、いくつかご紹介したいと思います!もちろん、薬ではありませんから、いずれの方法も、同時に試してみる事が可能です!

1)湯気を吸入する
 お湯をはったボウルに、ローズマリーやティートゥリー、ユーカリなどのアロマオイルを数滴垂らし、頭からバスタオルなどをかぶってボウルごと覆い、15分ほどボウルから出る湯気を深呼吸で吸入します。鼻の通りもよくなります!

2)白湯、ハーブティー、などの温かい飲み物を飲む
 こちらも咳を抑える効果があることが、実験から分かっています。

3)蜂蜜を舐める
 なんと、蜂蜜そのものに咳を和らげる効果がある事が研究で実証されています。喉が痛い時にも、痛みを和らげることが分かっています。ただここで注意して頂きたいのは、市販されいる物の中には、天然100%のものでなく、加熱処理がされていたり、コスト削減の為に不純物を混ぜて加工したものがあるという事!当然、天然のものでなければ、咳を和らげる効果はあまり期待できません。ラベルにある成分票に、「糖蜜」「ブドウ糖」「コーンスターチ」「グルコース溶液」や、「精製」「加工」「加糖」の表示があるものは避けた方が良いでしょう。

4)生姜
 こちらは漢方薬にも使われていたりしますが、気道の筋肉を緩める事から、喘息を改善する効果があったり、抗炎症作用も認められています。生のすり下ろした生姜を、ぬるいお湯の中に入れて、解いて飲み干すと、あっという間に吐き気も止まります!実際に私はこれを日常で使っていますが、効きの早さには驚きました!

5)マシュマロウの根
 ご想像の通り!マシュマロの名前の由来になったものです!本物のマシュマロは、ゼラチンではなく、こちらの根っこから作られているのだとか。喉を潤いのある状態にして咳を鎮める効果が期待できるようです。こちらはお茶(マシュマロウティー)などで売っているので、暖かくして飲んでみてください!
※デトックス効果が高いため、お薬と一緒に飲むと、その効果は半減してしまいますのでご注意ください。

 以上、5つの方法をシェアさせていただきましたがいかがでしたでしょうか^^簡単に揃えられるものがほとんどだったかと思います。長引く咳の風邪には、副作用も必ずついてくる薬品よりも、まずはこちらの自然療法をお試し頂くのも良いのかなと思いました^^

 ではでは、また(^o^)/

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