ゲームで学ぼう細胞培養実習 ”バイオ・マイスター® ver.2.0" リスト
細胞培養できる人が足りない
2007年にヒトiPS細胞が発明されて以降、培養細胞を用いた様々な応用技術が広がっています。アカデミアにおいても研究ツールとして使うヒト達は増えたのえはないでしょうか?
カリフォルニア州再生医療機構(CIRM)がiPS細胞から分化誘導した細胞を販売することを許可して、アメリカでは多くのベンチャー企業が分化誘導した細胞を販売し始めました。そのため、未分化なiPS細胞から苦労して分化させなくても、ヒトiPS細胞由来神経細胞や血管内皮細胞が入手可能になってきて、研究の効率も良くなったのでないでしょうか。
経験が長い熟練者が細胞培養ができているわけじゃなかったり
長年、様々なところで細胞培養を指導する機会があました。経験が長い熟練者という方が、必ず細胞培養ができている、ということはありませんでした。残念ながら、長年の経験があっても培養できていない人たちも多いのです。むしろ、初めての方が上手に培養できることも少なくありません。
実は、実技で3時間ぐらいの指導で、細胞培養の作業はできるようになります。理屈さえわかってしまえば、どう作業すればいいのか、ほぼ理解していただけます。
ノウハウを盛り込んだゲームにしました。
誰でもできる初めての細胞培養を行うためのハウツーをお伝えしたいと思い、ゲームでご紹介することにしました。オンサイトの培養実習を受講していただく前に、ゲームで作業の概要を使っていただくと、実際の実習がかなりスムーズに進むようになりました。
初めての方だけでなく、経験者の方も今一度見直していただき、次につながる機会になればと思います。ほとんどが5分程度で終わるゲームですので、是非気軽に遊んでみてください。
まだ、プログラムが少ないですが、今後も増やしていく予定ですので、是非、継続的にアクセスいただけると幸いです。
ゲームで学ぼう細胞培養実習オンラインゲーム ”バイオ・マイスター® ver.2.0 2024年7月現在のリスト
培養室の入室方法
培養室の三種の神器
培地交換編
細胞数計測
凍結細胞の解凍
凍結細胞の解凍のプログラムは、いくつかに分けていますが、細胞数計測は少し時間がかかると思います。実際の測定の手順にしていますので、実地でのトレーニングにもご活用いただけると思います。解凍の手順や細胞数の調整などもノウハウを詰め込みました。
是非チャレンジしてみてください。