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ドラえもん好きのカエル

 こんにちは、セルラッタです。
今日はちょっと休憩がてら、好きなもののお話をしたいと思います。

⚠️小学館のガイドラインに従って書いております。
その為、公式画像は使わず、本編のセリフもそのまま使わずに説明いたします。
ヘッダーなどのイラストも全て自分で描いたものです。



飛ばしても問題ない昔話


 まずは、ちょっと昔話をさせてください。
私には歳が離れた兄がいまして、その兄はとてもドラえもん好きでした。
そのため、私は生まれてすぐ、ドラえもんを知る機会に恵まれました。
私がまだ、おたまじゃくしだった頃に、兄がレンタルビデオで借りてきた『ドラえもん のび太の恐竜』を観せられたのです。

 物心つく前のおたまだったので、内容なんてほとんど分かりませんでしたが、のび太とピー助(フタバスズキリュウの子ども)がお別れするシーンではボロ泣きしていたそうです。(当然ながら私は記憶に無いです)

 そんな英才教育の中育ったため、自然とドラえもんに興味が湧きました。
私はその時思いました。

 物事に興味を持たせる方法は、生まれてすぐソレに少し触れさせ、あとはいつでもそれを見たり読んだりできる環境にすることです。
そうすると、自然と懐かしさからか、小さい頃に見た安心感からか、自ら作品に触れるようになります。

 私はそんな感じで、隙あらばドラえもんの漫画を読んだり、アニメを見たりして育っていきました。


🔍親の考察よりした考察

 Youtubeでも何度かドラえもんラジオとしてお話しましたが、
今回はドラえもんでよく話される話題の中でも、特に有名なものを一つまとめてみます。

ー恐竜ハンターの謎

 これはかなり有名ですが、『大長編 ドラえもん のび太の恐竜』と呼ばれるお話と『恐竜ハンター』というお話に矛盾が生じて無いか?という内容です。

ざっくり説明すると「大長編では恐竜をハントするのを悪とみなしているのに、恐竜ハンターのお話ではドラえもんもやってない?」ってことです。

『恐竜ハンター』コロコロ文庫のドラえもん恐竜編に収録されているので、そちらを読むのがおすすめです。

(※この本の中には、『大長編 ドラえもん のび太の恐竜』の元となった『のび太の恐竜』が収録されていますが、今回こちらの話はしません。)

 『恐竜ハンター』のお話では、ドラえもんがセワシくんと恐竜狩りに行くというところから始まります。未来人にとって、今人気なスポーツらしく、捕まえた恐竜は連れて帰りペットにするそうです。

 次に『大長編 ドラえもん のび太の恐竜』ですが、こちらでは悪役として恐竜ハンター(ドルマンスタイン)が出てきます。
そしてドラえもんが恐竜ハンターがいかに悪どいことをしているか説明します。
恐竜ハンターはざっくりいうと「恐竜を捕まえて⚪︎したり、金持ちに売る」のが目的だそうです。
しかしそれは「航時法」という法律で禁止されているものなのです。

では、ドラえもんたちがやっていた恐竜ハントは違法ではないのか?と言う部分を今回は考察していきます。


 『恐竜ハンター』『大長編』だと、時系列的に『恐竜ハンター』の方が先です。

ー古い作品の見分け方
 古いドラえもん漫画かそうでないかを簡単に見分ける方法はいくつかあります。
今回書くのは特にドラえもんに詳しくなくとも、説明さえ聞けばすぐに分かる簡単な方法なので書いておきますね。

 一番簡単なのは、のび太くんの鼻です。昔の作品の、のび太くんは鼻が尖っているんです。

く ←こんな感じです。
ですが後々のび太くんの鼻はまあるくなります。
c ←こんな感じです。

 是非、興味のある方はのび太くんの顔を検索して調べてみてください。

ー恐竜ハンターは矛盾ではないのではないか?


 さて、話は逸れましたが、つまり『恐竜ハンター』の時の、のび太くんの鼻は尖っていて、『大長編』の方はまあるいので、『恐竜ハンター』の方が古いお話だと分かりますね。

 時系列がわかったから何だというのかというと、航時法に、恐竜をハントする法律が加わったのは、『恐竜ハンター』の後なのでは無いか?という話です。

 法律って、私も詳しくは無いのであまり深掘りできないのですが、
おそらくは、問題が起きて、「これは規制したほうがいいな」とか考えられるようになって、その後規制するか否かを検討し、ようやく法律が制定されるものだと思うんです。そして、制定される前に起きた問題って、多分罰せられなかったりするんじゃ無いでしょうか。(その辺は法律のプロに聞かないとわからないかも…)

 恐竜ハンターの一件も、最初はスポーツとして広まったものを、後々、悪用する人が増えていったんじゃないでしょうか?
恐竜ハンターでは恐竜をペットにしていたものが、大長編では⚪︎したり売ったりに置き換わっています。その上ドルマンスタインは24世紀の人間です。ドラえもんが生まれた22世紀とでは法律も違うはずです。

 なんだってそうですが、新しいものが作られると悪用する人が現れます。
『恐竜ハンター』の回では、決して簡単ではない危険なスポーツとされています。
23世紀以降ではスリルを味わいたい富豪層が恐竜を⚪︎したり、逆に裏社会の者たちがお金儲けのために、富豪層への恐竜売買をする行為が横行しているのでは無いでしょうか?

 とはいえ、ドラえもんのそぶりを見るに、悪い恐竜ハンター自体は結構前からいたようにも思えますね…。

ー航時法とは…?



 今回のお話で『航時法』という言葉が出てきましたが、藤子・F・不二雄先生の世界では共通して出てくる言葉です。
これは、「歴史を改変するのはやめてね」って法律です。

 しかし、かなりふわっとしていますよね。なんならドラえもんのやっていることも歴史改変に繋がると思うので、物事の重要さで違法かどうか判断されていると思いますが…。
でも、それって誰がどうやって決めるんだろう…。私もよくわかってません。

頭を抱えてしまったため調べたところ、
航時法に関してはこんなサイトがありました。

京都大学藤子不二雄同好会様による「航時法と罪刑法定主義」https://kyodaifujiko.web.fc2.com/images/2014/2014-5.pdf

京都大学藤子不二雄同好会様https://kyodaifujiko.web.fc2.com

 ざっくり書くと、過去の事件を遡って罰することは本来できないので、
どの時代から来た人間かによって罰し方を変えていこう!

という感じ…で合ってるかな?

 例えば2024年現在の我々が、奇跡的に過去に行って恐竜売買をしたとしても21世紀の法律では航時法が無いので罰せられませんね。

『遡及処罰(そきゅうしょばつ)の禁止』というのは、お恥ずかしながらあまり聞いたことがありませんでした。でもさっき上記に似たようなことを書いたと思うのですが、過去に違法行為があったとしても、当時違法じゃなければ罰せられないよってことですよね。

 そして大長編に出てきたドルマンスタインのことも書いてありますね。
未来人の法律ってどうなるのかなと思っていましたが
その人が「時間旅行を出発した時点の法律」というのはとても理に適ってますよね。

ー考察してみると意外と話の筋が通っているのでは?

 ここまで長々と書いていきましたがどうでしょうか。
まとめると

22世紀では恐竜ハントがスポーツとして流行っている
 もしかするとこの時期から悪用する者も出てきていた?

23世紀以降、恐竜の売買などが問題視され恐竜を⚪︎すことや売買することは違法であると法律が制定

24世紀、ドルマンスタインが過去に行き恐竜ハントを行うも違法なため逮捕

このような流れが考えられるため、そこまで破綻はないように思います。

ー最後に


消滅するセルラッタ

 なんか結局いつもの感じで書いちゃった…
休憩がてらってなんだったんだよって思っちゃったね…。

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