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敬愛するマリア・ジョアン・ピレシュさんが世界文化賞を受賞

地元のコンサートホールで、一度だけピレシュさんのリサイタルを聴いたことがある。
ホールの天井から美しい光の粒が舞い降りてくるような音楽だと思った。
この受賞に際してのインタビューを読み、彼女の音楽はまさに彼女の人間性なのだと暖かな気持ちになった。

ピレシュ:
私は、みんながただ一つ、幸せになることが必要だと考えています。それだけでいいのです。幸せになるために何かをするのか、しないのか。ここ(ベルガイシュ芸術センター)はそのために作られた場所なんです。人を傷つけることなく、環境を傷つけることなく、動物を傷つけることなく、何かを傷つけることなく、幸せを生み出すための想像力と、何かを考えるところです。いまより少しでもよくなるような世界を自分たちの想像力で創造する~そのためにベルガイシュ芸術センターは作られたものです。

もう一度あの光を求めて、このベルガイシュ芸術センターを訪ねてみたい。