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担当授業日記 (2020/9/25)

 今年度の4回目の授業を終えました。「担当授業日記」として,感想などを述べていきたいと思います。


今回の授業の内容

 統計学の内容として,母集団と標本無作為抽出について解説しました。コンピュータ実習では,Excelを用いて度数分布表ヒストグラムの作成を行いました。

 提出用の練習問題では,グラフと相関に関する問題と相関係数を求める計算問題を出しました。


計算過程を示す問題は差がつきやすい

 学生によって,解答の質に差が出やすいのが計算過程を書く問題だと思います。このような問題では,どうしてそうなったのかという理由のプロセスを論理的に示さなければなりません。

 解答欄に自分が計算したことを全部書いていたり,上と下のつながりが不明確になっていたりする解答を見かけることがあります。つまり,解答がたんなる計算メモのようになってしまっていて,必要のないことを多く書き,逆に論理的に必要な記述が抜け落ちているというケースです。

 授業では,書き方がよくわからない場合,教科書の書き方のまねをするところから始めるように言っているのですが,提出物を見ると,あまり適切な書き方ができていない人がいくらかいることがわかります。過不足なく適切な計算過程を示すためには,ある程度のトレーニングを積んでいないと難しいかもしれないので,少しずつ慣れてもらうしかないと思っています。


 以上,4回目の授業の日記でした。今回から推測統計の話が始まり,少しずつ難しい内容になってきています。できる限り,わかりやすく教えたいと考えています。

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