広島原爆投下から79年目の夏に。
極めてシンプルなこと書きますけど、
当たり前って、当たり前じゃないですよね。
箱根駅伝が開催できるのも、
甲子園が開催できるのも。
ちょっとした時勢の変化があれば、開催できなくなってしまう。
先の戦争の時もそう。
コロナ禍の時もそう。
平時では当たり前にあったはずのものも、
ちょっとした時勢の変化があれば、すぐになくなってしまう。
翻って、戦時中に一度だけ開催された甲子園も、箱根駅伝も、
出場した後に戦死を遂げた選手がいる。
大会があることが当たり前じゃないどころか、
選手たち本人が生きて野球や陸上を続けられることすら当たり前じゃない時代が確かにあった事実を暗に示している。
だからこそ、今ある幸せを噛み締めなければならないし、
甲子園が開催できる、甲子園を観れるという当たり前じゃない幸せに感謝しなければならないと思う。
だからこそ、私は発信する。
いや、しなければならないと思う。
大会を開催してくれて、ありがとう。
と。
甲子園開幕前日、広島原爆投下から79年目の夏に。
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