12月8日だから言う話じゃないえきでんらぶのお気持ち表明①

NGT暴行事件が起きてから今日で6年が経ったらしい。
あの事件が起きた直後の生々しい録音データを聞いたことがあるが、被害に遭ったメンバーが発達障害のワイでも分かるレベルで泣いてるわ、怯えきっているわで、本当に強烈なトラウマを植え付けられた。
正直なところ、本当に自分の好きな陸上界でNGT暴行事件と同じような事件は2度と起きないでくれ、と心底思っているし、同じような事件は2度と起きてはならないと思っている。

以来、事件の原因の1つになったファンと推しの距離感の問題には本当に敏感になったし、
選手が安心して競技できる環境より大事なものが何なのか分からない、という考え方になった。
(だからこそ昨今のトラックレースでの撮影規制に関しては基本的に支持する方向だし、今年の関東インカレに現地観戦に行った際には、選手が安心して競技ができる環境作りのため、喜んで協力した。そう考えてない人が駅伝界隈に多く見られたのが本当に残念だし、今でも思い出すと怒りを覚える)

特に、去年の秋ごろから、サイン欲しさに部の車まで突撃してくる事案をはじめ、ファンと選手の距離感の問題について、とても気がかりな話が聞かれるようになってから、

「このままだと、今後、NGT暴行事件みたく、顔を掴まれるまではいかなくとも、似たような事件が起きてしまうのでは?
下手したら顔を掴まれるどころでは済まない被害に遭う選手が出てくるのではないか?」


こう懸念するようになったのだが、
今年の秋、本当に懸念していたようなことが学生長距離界で起きてしまった。

よりによって私の母校で。
よりにもよってNGT暴行事件を彷彿とさせられる状況の事件が。

わが母校の愛する中央大学陸上部長距離ブロックで、今年の箱根駅伝予選会直後に寮に突撃して選手に説教をするOBが出てくるという事件が起きてしまった。

同じ母校のOGとして恥ずかしい限りだし、
事件を起こしたOBに関しては、寮凸という選手の生活圏の侵害行為をやらかしてくれたことに加え、(選手の発信内容を見る限り)やらかしてくれた行為によって選手が安心して競技ができる環境を壊しているという意味では、NGT暴行事件の暴行犯2匹とやってること全く変わらないことをしでかしてくれたという意味で、非常に許し難い。

(正直、監督コーチといった周囲の大人は選手を矢面に立たせて何やってんだ、現場で説教するというのもアレだが説教したさに寮凸までしてくるのは明らかに異常事態だろと思いますが、寮凸して説教するOBが1番悪いしおかしいと思うので、ここでは触れません!)

ハッキリ言いますが、
現場やSNSなどで選手に説教するのは言わずもがな、まして寮凸してまで説教するという事件は、
たとえ中央大学が箱根駅伝でシード圏外どころか総合最下位に終わっても、それを通り越して箱根駅伝で予選落ちしても、絶対に起きてはならない事件です!

改めて言いますが、被害者の顔を掴んだか掴んでないかの違いだけでNGT暴行事件とやってること変わらないような事件が陸上界で、しかも母校で起きてしまったことを残念に思います。
1人の中大OGとして、駅伝ファンとして、起きてはならない事件が起きてしまったことに、遺憾の意を表明します。

箱根駅伝では、どんな結果に終わっても、母校の中央大学のみならず全ての出場校で、同じような事件が起きないことを祈るばかりです。

(番号がついてることで察した方も多いかもしれませんが、これでお気持ち表明は終わりではありません。
お気持ち表明は続きがあります。)

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