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ベトナム語を学ぼうとしたきっかけ〜わからないのが悔しい!!〜

外国語の参考書が置いてあるぼくの本棚の中には2冊のベトナム語に関する本がある。
一つは『ベトナム語のしくみ』。
このシリーズはその言語を勉強するための本というよりかは、その概要をつかむためのものである。
もう一つは『現地駐在記者が教える 超実践的ベトナム語入門』という本だが、通読はまだできていない。

ちなみに、今スラスラと言えるベトナム語は

Cảm ơn = ありがとう
Xin chào = こんにちは

の二つだけだ。

ベトナム語を学ぼうと思った理由

昨年の暮れに単身でホーチミンに行った。
もちろん、あらゆるところにベトナム語が見える。
ベトナム語は独特の記号を使ってはいるが、ぼくたちがよく知るアルファベットを用いて、表されている。
つまり、文字がなんとなくわかるので、なんとなく読めそうな気になるのだ。
しかし、当然のことながら、意味が全くわからない。
その悔しさが、ぼくにベトナム語の参考書を買わせたのだ。

その2冊の参考書を手に入れて

上記のように、2冊もベトナム語に関する本を買ったのだが、習得具合は芳しくない。
ざっと見たところ、文法規則は学びやすそうだと思ったが、声調が6つもあるというところに少し気後れしてしまっている。

まあ、学習に関してはまたいつでもやり始めればいいから。
と、気楽に考えているので、なかなか上達はしない。

それよりも、学校の進路学習の行事で、たまたま本校にいらっしゃったこの本の著者の先生と直接お話しすることができたのがとても嬉しかった。
子どもたちそっちのけで、先生のお話しを聞いていた。
こんな思いができたのも、この本に出会えていたからだと思う。
セレンディピティってやつですね。

使いものにならない言語でも

ぼくがベトナム語で伝えられることはたった2つしかない。
それでも、この言語に出会うことができたおかげで、良い経験を積むことができた。
現地にいたときも、Thank youの代わりにCảm ơnと伝えると、みんな笑顔になってくれた。
今は全然使いものにならない言語だって、なんらかの良い影響を運んできてくれるのだ。

さて、また新しい言語に手を出したくなってきた。
悔しさというエネルギーを得るために、次はどこに行こう。

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