『流れに乗る人生』雑感400_23
毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。
人生の流れに意図的に乗ることによって初めて、人は「自分はこのために生まれてきた」と思えるような人生を生きることができる
「流れ」とは、いくつかの予期せぬ出来事が立て続けに起こり、しかもそれらがすべてある特定の方向を指し示しているように感じられること。
これまでの人生で、流れを感じたことはないだろうか。
あるいは、今まさに乗っている流れはないだろうか。
私はいくつか思いあたり、いずれも重要な人生の転換期だ。
流れに乗る生き方は、未知なるものに心を開き、受け入れ、楽しむ生き方だ。既知を前提とした計画に従う生き方の対極にある。
未知に心を開く根底にはラディカル・トラスト(radical trust)がある。それは、根拠や見返りを求めず、この世界が味方だと信じること。世界に対する無条件の絶対的な信頼だ。
私たちは、自分の小さな頭にある知識(=既知)やその頭でひねり出した計画に過度に期待する。そして裏切られることも少なくない。果たして、計画に従った先に、「自分はこのために生まれてきた」と思える人生は続いていくか。既知も計画も、そんなもんだ。
自分の小さな頭を信じる勇敢な私たちにとって、この世界を信じ、流れに乗ることは、思っている以上に容易いことかもしれない。
もし流れが来たら、計画を捨てて、乗ってみよう。
※今回は流れが来たので、計画を捨てて、だいたい600文字。
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