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『自分は公器という特権』雑感400_34
毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。
自分の人生は社会全体のものであり、自分が生きている限り、社会のためにできるだけのことをするののが、自分に与えられた特権
「リーダーのリーダー」と称される著者の言葉。自らを社会の公器と見なし、社会に尽くせることを特権と表現する。
社会の公器といえば「企業」。社会が求める仕事を担い、次の時代に相応しい社会そのものを形づくる役割を担う。その視点からは「利益」は条件に過ぎず、目的は社会への「貢献」の一点となる。
背景にあるのは「社会あっての企業活動」の世界観で、生かされている事実の受け止めと、価値還元への強い責任と意思を生み出す。
個人を公器と見なすと、どんなことが見えてくるか。
●仕事とは読んで字の如く「事に仕(つか)える」こと
●成長は条件。目的である貢献を介し、はじめて意味を持つ
●社会、他者あっての人生
そう思っても、そう思わなくても、どちらでもいい。生きるスタンスをどう決めるかは、個人の自由だ。