テレワークや在宅勤務にありがちな問題点と解決策
ビジネス上のメリットが多いテレワークをうまく活用するためには、事前に起こり得る問題を予測し、対応を準備しておかなければなりません。
すでにテレワークを導入している企業も多いため、さまざまな問題点が明らかになっています。
ここでは5つの問題点を取り挙げますので、どのような対策を取ればよいのか確認しておきましょう。
1.働き過ぎてしまう
就業時間が柔軟である点はテレワークのメリットです。
しかし、仕事とプライベートの線引きが難しくなるため、働き過ぎてしまう場合があります。
同僚の様子が分からないことによる不安、仕事ぶりをアピールしたいという気持ち、精神的プレッシャーなどが原因で働き過ぎることもあるようです。
長時間労働や過労を引き起こさないために、テレワークに則した就業規則を作っておきましょう。
勤怠管理は自己申告ではなく、オンラインで打刻できるタイムカードや類似のアプリケーションソフトを使う方法もあります。
2.情報漏洩の危険性
通信環境の整備は企業の責任です。
テレワークに必要なシステムを導入する際、セキュリティレベルよりもコストに重きを置いてしまうと、情報漏洩という大きな代償を支払うことになるかもしれません。
テレワークを長く利用することを考え、信頼できる業者から、安全性の高いシステムを導入するようにしましょう。
社外ワークスペースの利用やモバイルワークの場合には、オープンスペースで業務を行うこともあります。
のぞき見防止シートや個室の利用など、社員のモラルを高めるセキュリティ教育も欠かせません。
3.費用負担の線引きがあいまいになる
費用負担の問題が起こるのは、在宅勤務です。
テレワークをしていると、通信費や水道・光熱費、消耗品費などが発生します。
仕事でもプライベートでも使用しているため、どこからどこまでを仕事利用とするのか、線引きはなかなかできません。
トラブルにならないよう、個々の費用について企業側がどこまで負担するのかを明確にしておきましょう。
セキュリティリスクを軽減するためには、PC本体や周辺機器、スマートフォンやタブレットなどは会社貸与とし、プライベートと切り離しておくことが必要です。
4.コミュニケーションが取りづらい
業務を円滑に進めるにあたり、同僚とのコミュニケーションは大切です。
チームで行うプロジェクトなど、リアルタイムで意思を通わせながら業務を進めていく場合は、テレワークに不便さを感じることもあるでしょう。
情報共有や共同作業がスムーズにできないとフラストレーションがたまり、作業効率が下がってしまうかもしれません。
情報共有を遅延なく行えるツールや、使いやすいビデオ会議システムなど、コミュニケーション不足を補う体制を作っておく必要があります。
5.評価を仕事の結果だけで判断してしまう
テレワークでは、評価が結果主義になりがちです。
対面で仕事をしていると、結果だけでなくプロセスや仕事に対する姿勢なども見えるため、総合的に評価できます。
しかし、テレワークではプロセスや姿勢が見えづらく、結果だけが強調されてしまうのが問題点です。
結果主義が行き過ぎた結果、テレワークを行う社員とオフィス勤務の社員とで不平等感が出てしまいます。
評価方法については事前にルール作りをし、明確にしておくことが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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