ド黄色の髪の方はどなたですか:BE:FIRST@サマソニ
あたりめです。
今年もSUMMER SONICに行ってきました。(※大阪2Days)
2日分のレポ書き終わるの一体いつになっちゃうんだろうかと行く前にぼんやり思っていたのだけど、当日、トンデモねぇ事件が起こった。
BE:FIRSTがやっちまったのである。
正確には、BE:FIRSTはずっとやっちまっていたのだけど、その現場を初めてこの目でしっかりと目撃したのが今回のサマソニだった。あまりにも格好良く素敵なステージだったので、まだ記憶がアチアチなうちに単独でnoteを書き残すことにした。
まずもうSCの段階で、そしてその後の本編含めて感じたのが、チームの雰囲気がすごく良い感じにゆる〜〜い、ということだった。まだ新人の枠に入るだろうし、活動においてどうしても力んでしまったり気が張ることもあるかと思うのに、全員 肩に力が入りすぎていない感じが伝わってきて、見ていてとても心地良かった。きっと関係性や環境が良いのだろう。
前日は東京でステージを行っていたし、起こった出来事ももちろん知っていただろうから、徹底して訴えかけてきたことが1つあった。そうです、水分補給です。
彼らは1MC・1水分の勢いで水分をすすめてきた。もはや『水分』というワードを挟まないと今後の人権失うんかくらいの水分トークだった。水分補給広報大使である。
しまいには「水分上げて!」と声をかけ、ベスティさんに水分を掲げさせる徹底ぶりだった。最終「デカいの居る」とサイズまでチェックするという独自展開を繰り広げていた。人はこれを平和と呼ぶ。
トーク内容に気を取られがちだったけど、全員があまりにも恋愛シミュレーションゲームみたいな声で喋るのでコリャ大変だなと思ってしまった。やさしいすぎない?ベスティさんたちはこんなお布団みたいな声たちに毎日包まれているんですか?安眠が確約されすぎちゃ いませんか?
それからとても印象的だったのが、メッチャ手振る。隙あらばずっと手振る、マジでずっっっと手振る。あれはおそらく場内全員手振ってもらったんじゃないかと思っている。場内オールお手振りファンサ。素敵でした。
SOTAくん
元々はSOTAくんのダンスをこの目で見たいという思いがあり、今回ステージを見に行った。
ダンスってどうしても肉眼で捉えられる限界がある(距離感の問題、見てる角度の問題、細かい振付 とか)、ある…はず…なんだが………?
いやいやいやちょっとまって???えっと???クッキリ見えすぎじゃない?????なんで?????なんでこんな動き全部肉眼で鮮明に捉えられるの?????おれ居るのスタンド後方よ?????何が起こってる???????
ほいで体内にバイブレーション機能搭載してるんか??? あまりにも人類が故意的に繰り出せる振動の限界を突破しすぎている。凡人が真似したら確実に痙攣と勘違いされるしシンプルに心配されてしまう悲しいオチしか見えんのよ。
それから SOTAくんがセンターに来たときの安心感がえぐすぎる。こんな私みたいな超絶ライトリスナーですら、彼のパフォーマンスをすでに信頼しきっているのだ。メンバーからすればどれほど心強いだろうか。彼が先頭に立つことで表現において一人ひとりにみなぎる+aが一体どれだけあるのか。こういうことを考えるだけでなんか胸いっぱいになっちゃうな。オタクってこういうとこあるんだよな。勝手に胸いっぱいオタク。
でさァ〜〜〜〜〜〜〜、あの〜〜〜〜〜、彼はダンスで何度も世界の頂点に立ってる方なわけじゃないですか、もう十分じゃんか、なのによ〜〜〜〜〜
ラップがメッチャ好きなんだが〜〜〜〜〜〜〜?
ずりィよ〜〜〜〜〜魅力は1人1つまでって言ってんじゃ〜〜〜〜〜〜〜ん(知らないよ)
実際のスキル云々に関しては知識がなく何も分からないのでヘタに触れることは出来ないけれど、とにかく個人的にメチャクチャ好きなフロウをしている。音にピッッッタリはめてくる感じ。ラップに耳なじみがない私みたいな人間でもスッと入ってきて自然とノれちゃう。ウチの(ウチの)BTSでいうj-hopeさんもこういうラップをする人だ。リズムが先行するラップ。踊ることが身体に染みついている人ってこういうスタイルを好むところがあるのかなぁ。
ラップのときは鋭利なちょい辛口ボイスなのに、ボーカルさせたら途端に甘くなるのもずるい。もしゆる〜くチルラップなんてもんをされることがあれば己の何かが終わる気がする。マジでなんなんだこの人は。世界一踊れる上に辛口ラップ出来て甘いボーカルも出来るなんてあまりにもずるいで〜〜〜〜〜す!!!!!逃げ場がどこにもありません!!!!!降参!!!!!!!
RYOKIくん
完全に ”起爆剤” 。もしRYOKIくんが居なかったらと思うとゾッとするくらい、グループに華を与えている人だと思った。エネルギーの塊。
彼がいつからラップを始めたのか分からないけれど、なんだかもうすでに自分のスタイルを確立しているようにすら思えた。とても自信があってずっとイキイキと楽しそうで、SOTAくんがパフォーマンスで引っ張ってくれる人であるならば、RYOKIくんは声や自身の存在そのものから出るエネルギーでグループを引っ張ってくれている印象。初見の人でもRYOKIくんだけは絶対覚えて帰ると思う。
もはや1人で3人分くらいのエネルギーを放っているところがあるので、彼のようなタイプの人がグループ内に1人しか居ないことにメチャクチャ納得してしまった。これ以上居たらダメなんよ。熱気が渋滞起こすんよ。
そして途中 見ていいものなのか困惑してしまったシーンが出てきたのだけど、公式がピンポイントでそこの写真をアップしていて笑った。ぜって〜〜中の人ベスティさんだろ。もしくは撮ってるうちにベスティさんなっちゃっただろ。怒んないから出てきなさい。金一封しか待ってないから。はよ来てベスティさんに囲まれなさい。
JUNONくん
RYOKIくんの華がダーティな "ギラギラ" だとすれば、JUNONくんの華は "キラキラ" だと思う。ラグジュアリーな感じ。
テレビの画面越しにパフォーマンスを見ていたときは、とにかくJUNONくんのハイトーンボイスが目立っていた。男性のハイトーンボイスって、ハスキーさが前に出るというか、空気を多く含むことで まわりと溶けあうような魅力が発揮されることが多いと思うのだけど、JUNONくんのそれは全くの別物に仕上がっていた。ツヤッツヤなのだ。ハスキーとは対極の世界にいってしまっている。潤いまくり。マイナスイオンの大放出。
このツヤッツヤハイトーンボイス、野外で聴いてひっくり返りそうになってしまった。どんだけ通るんだ。勘弁してくれよマジで。
どこにも吸収されることなくスタンド後方までしっかりと潤いを保ったまま届けられた。なんかもう笑うしかなかった。トンデモねぇボーカリストである。
それに加えてどうやらJUNONくんは魅せることに関して天性の才能があるような感じがした。ワンショットがいちいち雑誌の1ページと化してしまっていたのだ。これではベスティさんの脳内メモリーが一瞬で限度をむかえてしまう。こちら側のキャパシティについて是非一度真剣に考えていただきたい。何卒宜しくお願いします。(誰目線だよ)
RYUHEIくん
"魅せる" ことに関して、JUNONくんに続いてテレビの画面越しに「トンデモねぇ子がいるな………?」となっていたのがRYUHEIくんだった。私は顔とお名前が脳内で一致していたのがSOTAくんとRYUHEIくんだけだったので、そういう意味では彼の姿が見られることもとても楽しみにしていた。
まって? 顔 豆粒なんか?
様子がおかしい。明らかに顔のサイズがミスっている。いや 顔が小さいことはテレビ越しでも分かっていたのだけど、肉眼で捉えたその あまりの小ささに、私は一旦目を閉じてみることにした。一呼吸し再び目を開けRYUHEIくんを確認する。2度目の豆粒だった。
そして顔が豆粒な上に足が長すぎる。ほぼ足。彼は豆粒と足で構成されている。豆粒と足がそこで歌って踊っていたのだ。(幻覚じゃねえか)
風が吹くたびにシャツがはだけてタンクトップから二の腕がチラリと見え、歓声か悲鳴か分からない叫びがあちこちから飛んでいた。おそらくファンの方々はこの日 風に心から感謝したに違いない。
私のRYUHEIくんの印象が豆粒と足のみになってしまっているあたり 不甲斐なさすぎるだろ。もっとちゃんと見なさいよ。もったいないでしょうが。
MANATOくん
1人レフ板ばりに輝きを放ってる子がいるな…?と思っていたのがMANATOくんだった。まっちろ。マジでまっちろ。もしかすると紫外線という概念が彼のなかに存在しないのかもしれない。その肌の白さに加え、お顔の全てのパーツが曲線で構成されていた。なんてマイルドなんですか。やさしいすぎるだろ。
そんなことをボヤッと考えていて、MANATOくんの声を聴いたとき、思わず口に出しかけた。
甘〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ィ
なんなの?甘すぎじゃない?そして甘いのに心地よすぎない???ロイヤルミルクティーなんか?????
漫画がアニメ化されたときに、登場人物の声が己の脳内で発していた声と一分の狂いもなかったときの感動に近かった。マジで感謝のボイス。(語彙)
個性の強い声を持つメンバーも多いなかで、MANATOくんのような誰とでもうまく調和できるであろう受け止め範囲の広い声はとてもとてもありがたいはずだし、聴いていて安心する。グループの声の軸を、道を作ってくれているような感じがした。声のポジションイメージはオカンです。
LEOくん
MANATOくんの声ポジがオカンなら、オトンはLEOくんと言いたい。(なんの話?)
LEOくんもMANATOくん同様、ボーカルのベースになる部分を担ってくれているような印象を受けた。MANATOくんは甘さに加えてメチャクチャ柔らかい質感の声、LEOくんも甘く優しい声なのは近いけれど、比較したときにほんのり鋭利さがあるような感じ。ここはオフホワイトじゃなくてアイボリーが必要なんだよな〜〜みたいな問題にブチ当たってしまったとき、「LEOくんが居ます!!!」と声を大にして叫びたい。とても心強い存在。
ライブ終盤、LEOくんが熱めのMCを試みるも若干口元が縺れてしまいそのまま曲へなだれ込む不憫展開があり、愛おしくて思わず笑ってしまった。あの感じだとおそらく常習犯なのではないでしょうか? 明らかに真面目でしっかりしている方だというのは伝わってくるのだけど、節々で見受けられる愛おし不憫ムーヴがグループ内にとてもあたたかい雰囲気を生み出しているように見えた。グループに絶対必要なんだよなこういう人、心のキャパシティメチャクチャ広そうだし深そうだなぁ、頼れる方なのだろうなぁ。
SHUNTOくん
『どんなに短いパートであっても自身のところで必ず毎回空気まるごと変えちゃうメチャクチャ ド黄色の髪の方はどなたですか』
あまりのことに、私はライブ終了後 本人確認を急いだ。SHUNTOくんだった。
なんなんだこの人は。ボーカルの人間すぎるだろ。
私が何かしらのオーディションの審査員だったらその後の全ての選考をすっ飛ばして絶対一発合格にしてしまう。それぐらい素敵だった。変幻自在ってこういう声をいうのかもしれない。
テレビ越しにその声は何度か聴いていたはずなのだけど、テレビじゃ伝わりきらないものってやっぱりあるんだなぁ…伝わりきらないというか、乗り切らないというか…
SHUNTOくんは、その現場に漂っている生の質感、オーディエンスの熱気だったり 自分の前後パートのメンバーの状態を含んだ流れだったり、そういう刻々と変化し うねっていくようなライブ特有の生の質感を捉えて モノにしてしまうのがとんでもなく上手かった。ウワアアアそうくるんだ!!!!!と叫びながらも心のどこかで欲しいと思っていた正解ド真ん中の声をすべて見透かされている気分になってしまった。
ライブ中はSHUNTOくんが歌うたびに客席から声が漏れていた。ロングトーンなんかを歌い上げたときに沸き起こる称賛の類の声ではなくて、人間がド肝を抜かれたときに思わず "漏れる" 声だった。もう笑っちゃうしかないんよ。完全に客席の反応が彼のヤバさを物語っていた。
本当にすべてのパートが魅力的すぎたのだけど、'Boom Boom Back' の『変わらない為 変わっていくだけ』と そのすぐあとにくる『Turn it up 探し出せ』が同一人物の声だなんてよく考えなくてもおかしいだろ。人類として成り立っていることがおかしい。あまりにも異議がありすぎる。このまま喋り続けると一周回って悪口になりかねないので止めておきます。(もうなってる気がする)
原点のような話になってしまうのだけど、シンプルに楽曲が魅力的!!!!!
私が知っていた数曲はどちらかというとメロディアスでPOPS色の強いものだったので、ライブの前半で披露していた ラップがゴチゴチに前面に出てくる曲たちがとても格好良く、フェスの雰囲気にもぴったりで一気に惹き込まれた。後半にかけて流れるような曲調変化を起こすように組まれていて、決められた時間枠のなかでグループの幅広い魅力を余すことなく伝えられる、メチャクチャ考えられたセトリだったように感じた。
最後に、とても個人的な想いだけど、日本で生まれた日本のグループとして、"日本の音楽" として、是非世界にいってほしいとひっそり願っているグループの1つ。BE:FIRSTさん、ベスティさん、どこまでも高く飛んでください〜〜〜!
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