第3話 音の表記
おはようございます。FITです。
前回では自分の書きたい内容を
書きすぎて思った以上に長い
記事になってしまいました (;^_^A
前回の反省を踏まえ、今回は
なるべくささっと読めるくらいの
分量に抑えようと思います。
てことで今回は
「ドレミファソラシド」
の名前について解説です。
それではドウゾ。
#1 ドレミってなに?
一体なぜ「ドレミ」なのでしょうか。
実はこの表記、日本語ではないの
知っていましたか?
このドレミ表記はイタリア語なんです。
階名である「ドレミ」は、グイード・ダレッツォ(イタリア:990年頃生まれ)が「聖ヨハネの夕べの祈り」の賛歌(Hymunus)の曲の各節の頭の音が1音ずつ順に上がっていくことを利用して、その最初の言葉を音を示す名前に利用したものとされています。
要約すると
「Ut、Re、Mi、Fa、Sol、La」
がドレミのオリジナルであり、
次第にUtがDoに変化して、
いつからか最後にSiが追加されたそうです。
#2 英語表記
ドレミこそ日本では標準的な
音階の名称ですが、これとは別に
世界的に使われている表記があるのを
ご存知でしょうか。
それが英語表記です。
![](https://assets.st-note.com/img/1680528963790-qdf4zWVioN.jpg)
「え~なにこれ…」
となる気持ちも分かります。
かつての自分も初めて英語表記を見たときは
驚きました。
そして一番の驚きがこれですね。
「ラから音階が始まってる!!!」
なんと実はドが始まりではなく、
ラが始まりなのです。
嘘みたいな話ですが、本当です。
およそ2600年前、古代ギリシャで
使用されていた弦楽器の一番
低い音を出す弦の音階が
ラと同じ高さから由来しています。
最初は違和感が凄いですが、
次第に慣れます笑
突然のお知らせですが、
今後の記事からでは
この英語表記を用いて
解説を行います。理由はドレミ表記が嫌い
このしょぼい音楽ブログで
慣れていればいつか絶対
役に立つからです。
音楽に携わるかどうか
関係なしにです。
先ほども言いましたが、
直ぐに慣れるので問題なし。
一応追加で黒鍵も書いておきます。
飛ばして次のトピックに
行っても大丈夫です。
ド#(レ♭) ー> C# (Db)
レ#(ミ♭) ー> D#(Eb)
ファ#(ソ♭)ー> F#(Gb)
ソ#(ラ♭) ー> G#(Ab)
ラ#(シ♭) ー> A#(Bb)
#3 日本語表記
実は日本語表記も存在します。
![](https://assets.st-note.com/img/1680530325698-oZOYwj0KVR.png?width=1200)
なんと、日本語らしくあの
「イロハ」
で音階を表しています。
The 和風 です。
皆さんも小学校で
「ト音記号」や「ハ長調」
といった用語に聞き覚えが
あるのではないでしょうか。
まさにその「ト」や「ハ」は
「G(ソ)」「C(ド)」のことを
指しているんです。
ちょっと解説すると、例えば
「ハ長調」は
C(ド)を基準とした
メジャースケール(長調)で構成される
曲のことを指しています。
何言ってんだコイツ
となるかもしれませんが、
またおいおい解説するので
今のはサーと聞き流してください。
そしてこの日本語表記でも
やっぱりA(ラ)から始まる
んですよね。
#まとめ
今回はドレミ以外の
様々な音階の表記をまとめました。
英語表記も日本語表記も
身近ではないかもしれませんが、
音楽をやる人にとっては
そこまで珍しいモノじゃないです。
今回の知識があれば
いつか音楽に触れる時があっても
抵抗なく受け入れることが
出来ると思っています。
それでは。