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ウララちゃんを信じる同志達に。

かわいい

 ウララちゃんは可愛い。

 記事を書くのは1年以上ぶりである。
 男子3日会わざれば刮目して見よ、という言葉があった気がするが、悲しいかな400日程度経過してみても私は相変わらずである。

 しかし私はともかくとして、ウララちゃんが頑張るゲームアプリ「ウマ娘」は違う。この1年で様々な変化があった。
 アオハルを求めてゲージを溜めて爆発させていた時期は過ぎ、青汁とケーキを同時に口に含んでアンクルでトレーニングする少女にメガホンで檄を飛ばしていたのが今や昔の話。
 今ではレースそっちのけでライブのレッスンのためのトレーニングをひたすら繰り返している。君らはそれでいいのか?

 サポートカードにしても玉座とライトハローさんが対立を生んでいたりしたようだ。ちなみに私はどちらも無凸である。
 1600が2000だったり1250だったり、やっぱり1400だったりと途方もない次元の計算式が繰り出されたりして、プレイヤーの中には終わりの始まりではないかと噂するものもいた。

 しかし、である。私は敢えてこう言いたい。「ウマ娘」はむしろ、ようやく始まったのだと。

一年越しの涙を笑顔に

 上記リンクはとある変人が一年半前に書いた怪文書である。

 ウララちゃんをダシに使って自分語りをする不届き千万な輩ではあるが、彼の言葉を引用したいと思う。

努力にも色々な形がある。諦めず何度も何度も挑戦し、最後に勝つものが勝者だというスタイルも言わずもがな。一方で、忍び難きを忍びじっと好機を待つ、これもまた努力である。そこに優劣はないと私は思う。

 彼の言うところの「好機」が今やってきているのだ。

理由その1・新春ウララちゃんの実装

ウララちゃんの着物のたすきになりたい

 全国2兆人を超えるとされるファル子ファンに負けず劣らずの熱意を持つウララちゃん同志なら、既に新春ウララちゃんはお迎えしている方も多いことと思う。

 勿論、同志の中には涙を呑んで新春ウララちゃんを見送った者もいるだろう。私自身、一度はカレンチャンを引きたくて引きたくてそれでも引けず血涙を流した経験がある。所持しているかどうかは所詮どこまでいっても幸運の差であり、そこに優劣はない。

 新春ウララちゃんは通常のウララちゃんと違い、マイルの適性が「B」から「A」に引き上げられている。適性変更は衣装違いウマ娘の中でも唯一ウララちゃんのみが与えられた天恵だ。私の記憶が正しければ。
 知っての通り、ウララちゃんを有馬に勝たせようとすると、継承する赤因子は芝か長距離で埋める必要がある。通常ウララちゃんでは目標レースやファン稼ぎでマイルのレースに出る際、どうしても適性Bが響き優勝に届かない場合が多かった。それが獲得ファン数の減少に繋がり、レースに多く出走しなければならなくなり、練習量が少なくなるという悪循環があった。

 その点、新春ウララちゃんは初期マイル適性がAのため、通常ウララちゃんよりもマイルのレースを落としにくいと言える。またレースを大きく左右する固有スキルが、回復スキルではなくなっている点も大きいだろう。

理由その2・ダートレースの追加実装

 これはファル子ファンとウララちゃん同志の熱意が運営に届いた結果だと言えよう。リッキー達ダート勢の実装を前に、というのもあるだろうが。

 ウララちゃんを育成する際、序盤のファン稼ぎはどうしてもネックだった。クラシック夏までに出られるレースが、一番大きいものでもユニコーンステークス(GⅢ)しかなく、どう頑張っても3回はレースに出走する必要があったためだ。固有スキルのレベルを上げようとすれば、必然もっと多くのレースが必要になる。

 だが、ダートのレースが追加されたことでファン稼ぎも容易になった。
 まず最初はジュニア12月後半、ホープフルステークスと同時期に開催される「全日本ジュニア優駿」(GⅠ:ダート・マイル 獲得ファン4200人)を目指したい。ここを落としてしまったとしても、クラシック4月前半「マリーンカップ」(GⅢ:ダート・マイル 獲得ファン2500人)と前述のユニコーンステークス(獲得ファン3500人)で9000人ノルマは達成できるはずだ。
 9月後半には「さざんかテレビ杯」(GⅡ:ダート・マイル 獲得ファン3200人)、10月前半には「マイルチャンピオンシップ南部杯」(GⅠ:ダート・マイル 獲得ファン6000人)もある。南部杯はファン数12000人以上の出走条件があるので注意。固有スキルのレベルアップを狙うなら、既存のダートGⅠも併せて出走し、クラシック終了までにファン数40000人を達成したい。

理由その3・新シナリオ実装&能力値上限アップ

 新育成シナリオ「グランドライブ」の実装もウララちゃんには追い風だ。

 ひとつ前の育成ではキャラクターイベントが発生しなかったため、ウララちゃんで有馬を勝ってもイベントが発生しない。目標レース以外を目覚まし時計でコンティニューできると聞いたときは、これでウララちゃんを有馬に勝たせられると喜んだのだが、そう都合よくはいかせてもらえなかった。

 その点、「グランドライブ」はキャラクターイベントありの育成シナリオ。ウララちゃんを有馬で勝たせるだけならいざ知らず、やはりイベントも見たいのが人情というものだろう。目覚まし時計を使ってコンティニューすることは出来なくなったが……

 更に朗報がある。育成シナリオごとに異なるステータス上限が設けられているのだが、「グランドライブ」ではスピードを1600まで伸ばすことができるのだ。レースの距離適性が落ちるとスピードが落ちてしまうのだが、1600まで伸ばしてしまえば問題ない(はず)。サポカの編成は通常通り、スピ3賢さ2+ライトハローで良いだろう。スタミナが不足しがちになるため、そこは回復スキルで補うか、スタミナ根性を頑張って伸ばすしかない。

 また、各シーズンごとに開催されるライブで、ボーナスとしてファンを獲得できるのも、ファン獲得ノルマ目標があるウララちゃんには嬉しい点だ。

理由その4・サポートカードのインフレ

 今までサポートカードは「キタサンブラック」一強だったが、最近は他のサポカもキタサンブラックに追いつけ追い越せで、徐々にインフレが進んできている。

 スピードサポートなら前述の「キタサンブラック」を始めとして、(ウララちゃんは差し運用が基本だが)逃げ用サポカとして群を抜いている「マヤノトップガン」「マルゼンスキー」、不足しがちなスタミナを補強できる「マチカネフクキタル」「ゼンノロブロイ」が挙がる。SR勢も「スイープトウショウ」「シンコウウインディ」「カレンチャン」と、SSRが充実してないプレイヤーにも優しい。

 賢さサポートは「ファインモーション」が以前強いが、「ナイスネイチャ」「ミスターシービー」もそれに比肩する性能を持っている。「トウカイテイオー」はキタサンと金スキルが被っているのが痛いが、十分実用圏内だろう。

 新春ウララちゃんはパワーの成長率に+20%の補正がかかるため、スピード集中育成でも自然とパワーが伸びやすい。そう、今まさに全ての流れがウララちゃんの背中を押していると言っても過言ではないのだ。

君と勝ちたい

そしてこのざまである

 クゥーン……

 しかし、これはむしろ希望の光なのかもしれない。
 今までは赤因子が引けなければ有馬優勝は不可能と言われてきたが、芝E長距離Cであと一歩のところまで来ている。

 この敗北がスピード不足なのか、それともパワー不足なのか、芝D長距離Dの方が良いのか。そう言ったことをたづなさんには是非教えていただきたいのだが、残念ながらたづなさんは何も語ってくれない。次に繋がる良いレースだったと、感想を言ってくれるだけだ。

 誰かたづなさんの代わりにアドバイスください

追記:勝てました。芝E長距離Cスタートがよさげ。


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