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近江市場で海鮮丼(金沢旅行記2)

昼着の「かがやき」で無事に息子と金沢駅着。ちなみにこの日は金沢マラソン実施中。いわゆる観光スポットとは逆側で開催されており、ランナーに出合うことはなかったけれど。お昼は事前予約はせず、近江市場で海鮮丼、とだけ意見が一致していたので、第一の目的地として設定、移動。

観光地ではいつもまずは移動手段を考える。友人にはバスの終日フリーパスを使え、と指南されていたが、同行の息子には他の算段あり。で、とりあえず近江市場までは徒歩で(移動手段については別に後述)。途中、この日の宿(ビジネスホテル)に荷物を預け、身軽になって移動。宿はそれを考えて駅近をあらかじめ予約。ちなみに空模様はどんより。

徒歩10分足らずで近江市場着。いくつかピックアップしていた海鮮丼のお店の中から、実際に市場を歩いてみて外観や行列の様子などで決めることに。決め手はあまりにも並びすぎていないことと、あまりにきれいすぎるお店は外し、老舗っぽいお店にしたいな、ということ。結局見て歩いた中、直感で「こてつ」に決定。

10分程度外で待ち、案内されるとカウンターのみ8席、という小ぶりなお店。ご夫婦で切り盛りされており、注文してから丁寧に盛り付けをしてくれる。そのため時間は少々かかるが、ご主人の丁寧な仕事ぶりが見えるのもうれしい。並んでいる間にリサーチすると、オリジナルの割り出し醤油がある、とのこと。少し甘めの割り出し醤油。とりどりの魚介によく合い、ネタの鮮度やバランスもよく、ご飯もしっかりとしたかみごたえで満足のランチとなった。息子はご飯大盛。ネタとのバランスはどうたったんだろう。私はもちろん普通盛りでかなり満腹になった。横でいくら丼を食べている人がいてその盛り付けの豪快さに驚かされ、次はこちらを食べてみたいな、という感想も。店を出てみるとどんよりからぽつぽつと雨模様に。さて、1日目の金沢、ここから本格的に観光開始。(続く)

金沢近江市場 こてつ

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