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マンサニージャコンミエルというお茶に出会う

お茶には造詣が少なからずある、という自負がある。紅茶、コーヒー、ハーブティ等様々なお茶に永年にわたって触れてきた。そんな私がこの年にして数日前に初めて出会ったお茶が「マンサニージャ コンミエル」だ。

出会いはふとしたきっかけ。新春の初売りで家電を見て歩き、疲れきった午後、とある店にランチのために入った。そこはドリンクバイキングがついているお店。風邪気味、口内炎多発という症状の私はいつものようにはコーヒーに手を延ばさず、紅茶すらやめて、カモミールのハーブティのポップにひかれてこのお茶のティーバッグをチョイス。大きめのマグにこれを入れてたっぷりとお湯を注いだ。

数分して飲もうとしてビックリ。薬草のようなカモミールの独特の香りだけではなく、なんともいえない甘い匂い。ハチミツの匂いをフワッと鼻先に感じたのだ。さらに驚いたのは一口目。ほんのりと甘く、やさしくやわらかくほどよいカモミールの風味とハチミツの甘味。風邪気味で具合のよくない私の琴線にビビっと触れるお茶だった。

すぐさまティーバッグのラベルからお茶を調べてみる。このお茶はスペインのもので、日本で言えば生姜湯のようなもの。風邪気味、お腹痛い、眠れない、そんなときに誰かしらが「マンサニージャ飲みなさい」と呼びかける、そんな役割の優しさいっぱいのお茶だったのだ。カフェインレスだから、1歳を過ぎていれば子供だって飲める(1歳まではハチミツがアウト)。眠れないと心配になる大人も安眠導入に選択できる。こんな優しいお茶の存在を私としたことが今の今まで知らなかったなんて…

ランチのお店から程近くのPLAZAで入手できるとあったので、早速帰りに購入。ただ、これはランチの時に飲んだのとはブランドが違うようだ。帰宅してからランチのお店のマンサニージャをさらにAmazonで注文。飲み比べてみることに。好みもあると思うが、甘味とハーブのバランスは、個人的にはランチの店のもののほうがよいと感じた。日本で簡単に入手できるのはこの二社のものらしいが、我が家のお茶のラインナップに名を連ねる一品になりそうだ。

二箱も買ってどうするのかと聞かれたが、よいと思ったら周りに普及あるのみ。しばらく私と会う人には年始のエピソードとともにこのお茶の飲み比べセットが贈られることになると思う。

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