私が相続業務を続ける理由
私が相続業務を続ける理由
今回はリスクマネジメントというのとはだいぶ違う話ですが、お読みいただければ嬉しいです。
2008年に行政書士登録をしてからこれまで件数の多少はあるものの毎年相続業務にかかわっています。
最初は数千万のものでも大きいと思っていましたが、全国の相続業務を扱うとなると様々な対応をすることが必要になることがありますし、相続の財産の価格も非常に大きくなることも多いです。
最近と言ってももう数年経つのですが、相続税を払う必要がある人が増える法改正がありました。
それまでは基礎控除が5000万だったものがいまは3000万円
簡単にいうと、5000万以下の相続財産しかない場合は相続税を払う必要がなかったのです。
ただ、今は3000万円以上の相続財産があれば相続税の申告をする必要があることと相続税をの支払いをしないといけなくなります。
これまで相続税は関係ないと思っていた人も関係してしまうというのが現状になります。
このように法改正がしばしばあることと、農地があったり森林があった場合には行政法上の特別な手続きをしないといけません。
よくあることなのですが、行政上の許認可をするのが一番最初にやらなければならない手続きで、それ以外の税金や登記についてはその後になることも多いです。
みなさん経験しているかと思いますが地味ですが非常に面倒なことが多いです。
またさらに最近電子化が進んでいるため各市町村でシステムが違いそこでもなかなか進まないということも多いです。
そんな中で15年以上経験をしていますので相続についてはいまも紹介を受け対応させていただいています。
とはいえ、一番の理由はやはり自分自身がお寺にいたことが大きな理由の一つになっています。
4年ほどお寺に住んでいたことがあるのですが、そこで宗教法人に関わる様々な手続きを知り、実際業務をやるきっかけがありました。
宗教法人に関する法律を扱っている方はそれほど多くはないので、いまでも宗教法人関係のことでの質問は弁護士、司法書士、税理士など他士業からのご相談はもちろん同業の行政書士の方々からも相談を受けることが多いです。
相続に関しては埋葬法など宗教法人が絡むこともありますし、遺言作成の際の際の祭祀承継に関してはなかなか難しいものがあります。
ユーチューブでも話していますが、墓じまいというのもなかなか悩ましいものがあります。だいぶ古いですが・・・・
不動産業も関わっていますので、空き家の問題もそうですが、このお墓の問題は今後ますます課題になってくるかと思います。
終活という言葉も一般的になってきた感じもしますが、自分が生きることを前向きに捉えるためにも終活はしてみても良いかもしれません。
ご相談ある際は全国対応しておりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
行政書士の石川裕也です。
相続、遺言、会社設立、新規事業立ち上げ、離婚、契約書チェック、内容証明作成、各種調査、知的財産の活用や企業の法務部の支援、リスクマネジメント、セキュリティー全般などなど、幅広くご相談お受けしています。
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