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きゅーかんばーの転びがちライフ 「ママのフリした泥棒が、」

そろそろ娘ちゃんの髪の毛を切らなきゃなと思っているきゅーかんばーです。もうすぐプールも始まるし。それでなくてもせめて前髪だけでも切ってあげたい。

娘ちゃんが玄関でジャンプしてるぞ、なんだろ。


娘「よし、つぎは四つ目❗️」 きっと玄関のビーズオーナメントだな。触るだけなら良いけど、なんの気無しに引っ張るし。前にそれで壊れそうなことがあったからな。

そのオーナメントあんまり触らないでください。

娘「なんで❓」 壊されたらママ多分怒れちゃうから。

娘「なんで❓娘ちゃんのビーズだってママが。」 ん?ちょっとよく分からないけど、壊れちゃうし、散らばるとお片付けが大変じゃん。あれママ結構気に入ってるから。

娘「娘ちゃんのビーズがあるはずなのに、ママだってどこかにやったでしょ。」 話題が変わった。どゆこと。ママは娘ちゃんのビーズ触ってないしどこかにやるなんてないと思うけど。

娘「娘ちゃんのビーズがあったはずなのに、ない。ママがどこかにやった。」 なんでやねん。それをしてなんのメリットが。
「しばらく使ってないから二階にしまってください」グッズでしまったか、一緒に工作してママの工作ボックスにしまっておくね、「分かった。」でしまった可能性だよ、考えられるのは。

娘「ママが欲しくてどこかにやった。」 言い張るなあ、ちょっと待て待て。ママは娘ちゃんのビーズは使いません。

娘「そうかもしれないじゃん。」 かも。揺らいできてるし。


娘「泥棒がママそっくりに変身して、娘ちゃんのビーズを取った。」 変身泥棒。トンデモ説が出て来たぞ。泥棒はビーズは要りません。

娘「娘ちゃんに意地悪しようとして、その泥棒がママのふりしてやった。」 ヒマな泥棒だな。もう疲れる、これいつまでするのかしら。

パパ「はい、そこまで。娘ちゃんはママがフリをした偽物だと思うの?」

娘「そうかもしれないじゃん。」 なんとか自分の口から出たことを通そうと頑張る。本人も何が言いたいのか分からなくなってきてるぞ。
娘ちゃんは、偽物のママに「いってらっしゃい」とか「おかえり〜」とか言ってもらってたんだ。


娘「そういう時だってあるかもしれないじゃん。」 まだ言う。
そもそも、泥棒説は途中から出てきた話でしょ。今のママも偽物だったらどうする〜?

娘「娘ちゃんはずっとそのことを心配してるもん。」 絶対折れない。物騒な心の中ですこと。

これは埒が開かないな、もう降りようっと。ママ、一抜けた。

娘「今は本物のママだって、分かってるよ。」急に焦り出したよ。はい、もう、一回寝ましょう。

きっと眠気だな、眠気がある時に言われたことは何でもだいたい気に障る。自分で二進も三進もいかなくなってるし。
眠い時の娘ちゃんは絡みが壮絶、ビルにまとわりつくシダみたいだよ。お昼寝して仕切り直しだな。毎日冒険、だいたいやらかしがちです。

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