ドールハウス製作日記1・十年一昔 5 イデ クララ ユカ 2019年7月21日 19:45 家族の病気を機に日本に帰ろうと思った時、私はドールハウスキットを買った。なぜだろう、これだけは持って帰りたいと思ったのだ。それから帰国についての話し合いは二転三転し、今も私はここにいる。自分を取り巻く生と死は、人間にとって切り離せないものだし大きな影響を持つけれど、最後に大切なことは「自分を生きること」。ドールハウスは開けられることなく、他の荷物と一緒に新居へと運び込まれた。 そしてこの夏、10年の時間を経てドールハウス、組み立てスタート。十年一昔とはよく言ったものだ。忘れ辛いものを無理やり過去にしてるわけじゃない。人は忘却という優しさに救われるということだ。ようやく新しい幕が上がるのかも。また一つ、思っていたのとは違う場所で物語が始まるのも悪くない。なあんて、気取っている場合ではない。ドールハウス完成に向けて、せっせと製作もスタートです。 #日記 #写真 #生き方 #家族 #オリジナル #海外生活 #趣味 #アメリカ #未来 #ハンドメイド #ニューヨーク #想い #生と死 #ドールハウス #ロングアイランド #製作記録 5 サポートありがとうございます。重病に苦しむ子供たちの英国の慈善団体Roald Dahl’s Marvellous Children’s Charityに売り上げが寄付されるバラ、ロアルド・ダールを買わせていただきたいと思います。 サポート