2018イベントテーブルヘッダー

小さなイベントテーブル 2018

パーティーをするわけではないけれど、ちょっとだけいつもと違う時間。
そんな「小さなイベント」を楽しみたいことってありますよね。
年明けから秋の終わりまでのそんな日々を、まとめてみたいと思います。

シーズンを過ぎて売れ残ったもの、不幸にも枯れたり痛んだりしたもの。
ホームセンターのワゴンにはそんな小さな花たちが、信じられない値段で
並んでいたりするのですが、見てしまうとどうしても。

元気になる保証なんてないのに、思わず抱えて帰ってしまったミニバラ。
痛んだ部分を取り除いたら、細くて短い茎しか残らなかったのに、
1ヶ月ほどで葉がしげり、蕾がついたときには感動しました。
丁度バレンタインデーの頃、ピンクの花が華やかさを添えてくれます。

ということでまずは、2月のバレンタインデースイーツ。
スライスしたイチゴを閉じ込めた、赤くてプルプルしたハート。
お皿は我が家のふだん使い、コレールのオールドタウンブルー。
ちょっと大きめですが、今日はサラダプレートを使いましょう。

これもアメリカンコレクティブルズの一つではありますが、
在庫も種類もまだまだ多く、お値段も抑えられていますから
ヴィンテージのものを集めてみたい方にはおすすめのシリーズです。
とにかく、軽くて丈夫。安心してガンガン使えますよ。

そして季節は初夏へ。芝生も青々と育ち、その上をいく風も心地よい。
みんな大好き四つ葉のクローバー。シロツメクサの冠作りましたよねえ。

でもこれ、残念なことにこちらでは芝生の天敵なんです。
除草剤も色々出ていますが、うちでは時間のあるときに手で抜いたり、
芝刈り機で一緒に刈り取ったり。今日は合間にささっと摘み取りました。
ああ、花の冠、なんとも乙女心を刺激されますねえ。

そんな初夏のイベントといえば、七夕です。
本当はささのはさっらさら〜🎶と、短冊をたくさん飾りたかったのですが、
生憎竹も笹もなし、残念すぎる(竹林は育ち過ぎますからね、危険です)。
それでも水色の紙で天の川を作りましたし、夏の大三角形も見ました!
なんともロマンチックな夜。いつかもっと大々的にやりたいものです。

メニューは手毬寿司。海鮮がすぐに買えるわけではないのでありもので。
スモークサーモンとアボカド、錦糸卵とさやいんげん。まあどうにか。
可愛いものが作りたかったので、見た目には大満足でしたが、
これ、一口で食べるのは(私的には)意外と大変なんですねえ。
勉強になりました。次回は少し小ぶりなものに挑戦してみます。

やがて夏は盛りを過ぎ、けれどまだどこかに懐かしい熱を秘めつつ、
秋へと向かうこの季節、イベントといえば、、、お月見!

まあ、旧暦でやってもいいんですが、どちらもやってしまおうかという勢い。ええ、そうなんです、好きなんです月見の宴。雅な感じが好きすぎる。

スイーツは決まって白玉団子ですが(和菓子は難しいですね)、
でもやっぱり、お月見にはこれが一番合うような気がします。
ちょっと暗くて見えにくいかと思いますが、抹茶のゼリーの上に
緩めに伸ばしたこしあんを重ねています。
密かに「ワタクシ的平安:襲の色目」の出来上がりで満足(笑)。
しかしこの白玉、またもや一口ではきつい、手毬寿司に続く○の呪いか!

使ったのはいつものアンカーホッキングのシャーベットグラスですが、
漆器風の小皿にのせ、木製のスプーンを添えると雰囲気が一気に和っぽく。
花材やちょっとした小物でさらにイベント感を盛り上げます。
食せば終わりですが、そのほんのわずかな時間でも、和のテイストに浸ればあれこれ想像も膨らむというものです(脳内完全に平安モード、笑)。

この後はハロウィンでもと思ったのですが、ちょっと写真が多かったので、
今回は、生まれて初めてお一人様の2週間を送った「私の夏休み」から。

庭で採れたブラックベリーをウイスキーにつけて果実酒を作りました。
レシピは、ネットで色々調べてアイルランドにお住いの方のものを。
想像以上に色が綺麗で感動。出来上がりは8週間後です。
最後に実を濾して保存するのですが、子供達がよく飲むレモネードの瓶が
ちょうど良さそうなので(写真奥)、これを使おうと思います。
少し甘めですから、炭酸で割って飲むのがよいそうです。

それからある日のディナーなど。一人だからこそ好きなもの満載の贅沢を。
作るときにはテーマがあると楽しいですよね。今日はバル風(笑)。
洋梨のプロシュート巻きを前菜に、キノアサラダとフェンネルのソテー、
ポータベラのアヒージョにはちょっぴりブルーチーズを散らして。
バル風なのでスペインワインをお供にしましょう。

本当はカヴァが一番好きですが、一人で飲みきるには時間がかります。
なのでこういう時はワインがいいですよね。セレクトはガルナッチャ。
黒ブドウが好きなんです。太陽を含んだ土臭さが好きと言うか。

なので私のキープワインイは主にマルベック、テンプラニーリョ、ガルナッチャ、アメリカのワインだとジンファンデルがオススメです。
ジンファンデル、結構個性的ですが、これがまた癖になるというか(笑)。

それからカヴァの次に好きなもの、ランブロスコも外せませんよねえ。
泡ものはどちらも超辛口で。夏の日には弾ける快感がたまりません!

さあ、次回はアメリカの秋の大イベント、ハロウィンです。

サポートありがとうございます。重病に苦しむ子供たちの英国の慈善団体Roald Dahl’s Marvellous Children’s Charityに売り上げが寄付されるバラ、ロアルド・ダールを買わせていただきたいと思います。