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ケーススタディが職場の問題解決のカギになる! リーダーのための学習メソッド

こんにちは!
株式会社キャリアクリエイツ
です。

このnoteでは弊社の「CCデジタルクラウド」サービスに関する、

  • 職場でのお悩み事例集

  • 労働法の基礎知識

などを発信していきます。


今回は、管理職やリーダーの方に向けた、ケーススタディを活用した学習方法についてご紹介します。


ケーススタディで問題解決?

管理職になると、それまでよりもさまざまな問題に対処する必要が出てきます。

例えば、職場でこんな問題が起こることがあるのではないでしょうか?
・会議中、いつも同じ人だけ発言している
・年上の部下への接し方が分からず、言いたいことが言えない
・中堅社員と若手の考え方が違い、チームが内部分裂している

こうした問題を解決するのに役立つのがケーススタディです。

具体的な学習方法

それでは、ケーススタディを活用した具体的な学習方法をご紹介します!

  1. どこが問題か考える
    ケースの事実関係を正確に把握し、問題点を摘出して、中心課題を整理・検討する。

  2. どうすればよかったか考える
    どうすれば問題を未然に防げたか、状況を悪化させずに済んだのか考える。

  3. 自分ならどうするか考える
    当面の対応策と抜本的な解決策を考えてみる。
    解決策への道筋を明確にし、実現の可能性を検討する。

  4. 解説との違いを確認する
    解説と自分の結論とを比較し、視点の違いを検討する。
    解説が指摘したことを確認し、自分の職場に照らして考えてみる。

ポイントは、解説を読む前に「自分ならどうするか」を考えることです。
自ら問題を発見し、解決の糸口を探ることに「学び」があります。

それでは、さっそく実践してみましょう!
以下のケーススタディを読んで、問題点について考えてみてください。

例題

いつの頃からかうまくいかなくなったオンライン会議。
あるとき、課長がメンバーにコメントを求めると、そのメンバーは慌てて何かを飲み込んでから話し始めたが、パワハラと言われるのを避け、看過する。
その後、グループディスカッションの場面で、課長が各チームを巡回すると、あるチームはベテランの独壇場と化し、他のメンバーがそれを聞くだけの状態に陥っている。

解説

例えば、上のケーススタディの場合、

・オンライン会議に関する前提となるルールが機能していない
・社員のオンライン会議参加環境を整備していない

のような問題点が考えられます。

それに対して

・一度、自社のオンライン会議のあり方を検証し、ルールを設定して周知する
・コミュニケーションの機会を増やし、安心して「何か言ってみる」ことのできる状態を作る

のような解決策が考えられます。

なぜケーススタディが実際の職場の問題解決にも役立つのか?

ケーススタディで学習することで、課題を解決するための基礎的な考え方が身に付きます。
ケースによっては、自分とは違う職種や職場が舞台となることもありますが、人と人、組織と人の関係は、状況の違いにかかわらず共通する部分が多く、ある職場や組織で起こる問題は、別の職場や組織でも起こる可能性は高いのです。

VUCAの時代と言われて久しいですが、今の管理職・リーダーには、多様に変化するビジネスシーンに機敏に対応するスキルが求められています。
ケーススタディは、多種多様な状況をシミュレーションすることで、どこでも、どんな場面でも通用するリーダーシップを身につけることができる学習メソッドなのです。

「LDノートライブラリ」には180本以上のケーススタディが収録されており、演習には最適です。上記のケーススタディも、No.1389「オンライン会議の参画意識」として収録されています。
ご興味のある方は、ぜひ以下のHPをご覧ください!

また、一部のケーススタディと解説が読める「トライアルLDノートライブラリ」も公開中です。この機会にご利用ください。


今回は、「ケーススタディを活用した学習方法」についてご紹介いたしました。

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