野菜の美味しい地区に住む
大都会、東京から標高の高い地区に移住し気づいたことがたくさんある。
家庭菜園をやっている家庭が多く
夏野菜は買う物ではなく貰うものであり、
そして美味しい。
衝撃だった。
野菜の美味しさに気付けるって幸せなことよねぇ。
焼くだけで美味しいんだもん。
レパートリーなんてなくていい、
油と塩だけでこんなにも満たされる。
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この投稿を作っているこの最中だって、ナスを焼いたやつを食べている。
あぁ贅沢だなぁ。
無農薬農家のお友達(年齢は親ほど離れているけど)が
傷ものだからってくれたもの。
いつも思うんだけど、農家さんて野菜のプロなわけじゃん。
野菜を作るプロ。
傷ものだからって、プロが消費者に無償であげることって他業界からしたらなかなかないことだなぁって思うんです。
バイオリン作者が、作曲家が、建築士が、
「納得できない出来だから無償であげるよ」ってさ。
ま、単価の違いなのかもしれないけど
単価じゃないのよ。労力よ。
農家さんは私の中で最も尊敬する職業かもしれない。
大事にしたいなって思う職業で、
とてもかっこいい職業だと思っている。
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話は逸れたけど
こうして日々私は贅沢のど真ん中に生きている。
美味しい野菜が身近にあることとか
肉もたまごも魚も美味しくて、水もとても美味しいこととか
些細なことかもしれないけど、
幸せって思える単純な自分が好き。
この野菜の美味しい地区に住めて幸せ。