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水曜(親の勉強):第93週(ユニコーン企業にはどんな企業がいる?)

「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
水曜日は『親の勉強』です。

『親の勉強』は子どもを持つ親が、
より広い視点を持っていただくことを目的として、
あまりニュースにならないような情報や、
グローバルな視点を意識して書いています。

93週となっているのは、
前回のメルマガが92週だったのでその続きです。

ここ最近のメルマガの『親の勉強』では、
ユニコーン企業についてと、
日本がなぜユニコーン企業が少ないのかについて書いてきました。

今週からはどんな企業が
ユニコーンの上位にいるのかを見たいと思います。

これを見ることで、
日本だけでなく世界に目を向けてもらえればと思います。

今日はどんなジャンルの企業が、
ユニコーン企業として存在するのか、
ユニコーン企業の上位としてどんな企業があるのか紹介し、
来週からいくつか企業を掘り下げてみます。

まず、各国のユニコーン企業数をグラフで見て見ましょう

ちなみにユニコーン企業とは上場していない企業で、
推定時価総額10億ドル以上の企業です。
ドルなので日本で言うと約1100億円以上の企業ですね。

ではグラフです。

ユニコーン国別企業数_20211231

アメリカと中国がダントツです。
そして、2021年4月から12月までの間に、
ユニコーンとして登録された企業数が
アメリカと中国はさらに伸ばしており、
差は開くばかりです。

では、今度は国を問わずどんなジャンルの企業が
ユニコーン企業となっているのでしょうか。
ジャンルごとに企業数をグラフ化しました。

カテゴリ別ユニコーン企業数_20211231

フィンテック関係とITソフト系が上位にあり、
さらに企業数を伸ばしています。
コロナによる影響もあるのでしょう。

次に、どんな企業がユニコーン企業の
推定時価総額の上位にいるのか、
上位8位を見てみると・・・

ユニコーン企業トップ8_20211231

いくつか知っている企業もあるのではないでしょうか。
詳細は来週以降で紹介していきます。

1位はBytedance(バイトダンス)で
TikTokを運営している会社ですね。

推定時価総額が1400億ドルなので、
1ドル110円の単純計算しても15.4兆円です。

ちなみに日本の上場企業のトップである
トヨタは時価総額34兆円、
次はソニーは14兆円。

バイトダンスは設立は2012年です。
僅か10年でここまで来るのがすごいですね。

ついでに、2021年5月以降に登録された
ユニコーン企業の時価総額がどれくらいか見て見ましょう。

ちなみに先ほどのトップ8と比べたいので縦軸は合わせています。

2021年5月以降に登録されたユニコーン

アメリカと中国が多いですね。
しかも登録して間もないのに250億ドル。
うーん。すごい。

さて、期間問わず日本のユニコーンの
時価総額はどうなのでしょうか。

日本のユニコーン企業

縦軸を先ほどのトップ8と合わせているので、
かなり寂しい感じになってしまいますね。

いかがだったでしょうか。
世界の広さが見えたのではないでしょうか。

GDP世界3位の日本はもう少し頑張って欲しいのと、
日本の未来が少し心配になります。

是非、子どもには世界に目を向けて
グローバルな視点を与えていきたいものですね。

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